侍ジャパン、無敗でスーパーラウンドへ! ~WBSC世界プレミア12~

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 WBSC世界野球プレミア12のオープニングラウンド・グループBの日本代表(侍ジャパン)対ドミニカ共和国代表戦が18日、台湾・天母で行なわれ、11対3で侍ジャパンが勝利した。グループBを首位通過した侍ジャパンは21日、東京ドームで米国代表と対戦する。

 

 投手陣、雨に苦しむが打線が援護(天母)

日本代表

11=101|030|105

3=110|001|000

ドミニカ共和国代表

 

勝利投手 井上(2勝)

敗戦投手 ペレス(1敗)

 

 試合前から、雨に見舞われた台湾・天母。両投手とも、雨に苦戦しているように映った。初回にヒットとフォアボールが絡み、満塁の好機を迎えた日本。6番・坂倉将吾がフォアボールを選び、押し出しで先制した。

 

 しかし、侍ジャパンの先発、戸郷翔征も雨に難儀した。1番、ホセ・デバースに内野安打を許すと2番、アレン・ハンソンにライトにヒットを放たれて同点に追い付かれた。戸郷は2回表にも先頭に出塁されるとマイケル・デレオンにライト前タイムリーヒットを打たれて1対2と逆転された。

 

 3回表、侍ジャパンは満塁のチャンスを迎えると、佐藤都志也にレフト前タイムリーが飛び出し、しぶとく同点に追いついた。

 

 5回表、侍ジャパンが畳みかけた。3番、4番が出塁し、無死一二塁で5番の栗原陵矢に打席が回った。三遊間を破り、3対2。なおも無死二三塁で坂倉がタイムリーを放ち4対2。さらに紅林弘太郎の内野ゴロの間に得点を重ね、侍ジャパンがスコアを5対2とした。

 

 この後、6回裏にドミニカに1点を奪われたものの、侍ジャパンは7回、9回にも得点を重ね、危なげなくオープニングラウンドの最後の試合を締めくくった。

 

(文/大木雄貴)

 

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