富士通、堅守で第1戦先勝 ~Wリーグ~
5日、女子バスケットボールのWリーグプレーオフ・ファイナル第1戦が東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、富士通レッドウェーブがデンソーアイリスを63-49で下した。今季のファイナルは3戦先勝方式。第2戦は6日に行われる。
◇プレーオフ・ファイナル第1戦
町田、12得点12アシストのダブルダブル(富士通1勝)
富士通レッドウェーブ 63-49 デンソーアイリス
【第1Q】16-13【第2Q】26-6【第3Q】13-13【第4Q】8-17
昨季ファイナルと同一カードとなった。レギュラーシーズン1位で連覇を狙う富士通はENEOSサンフラワーズに連勝、同2位で昨季の雪辱に燃えるデンソーはシャンソン化粧品シャンソンVマジックを2翔1敗で破り、ファイナルにコマを進めた。
「理想的な出だし」と富士通のBT・テーブスHC。出足からスコアを走らせたのが富士通だ。第1クオーター(Q)は内尾聡菜の連続得点で幕を開けた。デンソーにティップオフから約2分半、得点を許さなかった。
対するデンソーも馬瓜エブリンの投入で流れを変えに行く。「後から入ってきてもやることは変わらない」とエブリンはインサイドで力を発揮。投入から約4分間で4リバウンドを挙げた。また5得点を挙げるなどしてスコアは10-12と迫った。
第1Qは富士通が16-13とリードして終了した。第2Qはジョシュア・ンフォンノボン・テミトペがインサイドで得点を重ねてリードを広げる。町田のゲームメイクも光り、内に外にとスコアした。
第2Qに入り、富士通の堅守が際立った。このQのデンソーの得点をわずか6点に抑えた。フィールドゴール(FG)成功率は富士通60%に対し、デンソー20%。象徴的だったのが、7分過ぎ。林咲希が梅木千夏のシュートをブロック。こぼれたボールを宮澤夕貴が拾い、町田瑠唯に渡す。町田はすぐに前方へパス。内尾がレイアップを決めた。
42-19とリードを広げてハーフタイムを迎えた富士通。テーブスHCが「前後半で全く違うチーム。相手ディフェンスのプレッシャーを受け、1対1の質が上がってきた」とデンソーの反撃に遭った。それでも第3Qは宮澤の9得点の奮闘もあり、13-13と追撃を食い止めた。第4Qこそ差を詰められたが、一度もデンソーにリードを許すことなく、14点差で危なげなく勝利した。
宮澤が両軍最多の18得点を挙げた。町田は12得点12アシスト、テミトペは14得点12リバウンドとダブルダブルを記録。内尾は11得点とスターター5人中4人が2桁得点だった。試合を振り返り、テーブスHCは「ゲーム1の大切さは理解しているが、修正点はたくさんある」と総括。21得点だった後半のオフェンス、宮下希保の3得点のみに終わったベンチメンバーのスタッツを課題に挙げた。
(文・写真/杉浦泰介)
※BS11では4月9日(水)23時から『WE LOVE!Wリーグ』を放送。第2回は16日(水)、第3回は30日(水)にいずれも23時放送予定です。9日の放送ではプレーオフ・ファイナル第1、2戦をダイジェストで振り返り、第3戦目以降のポイントをご紹介します。元日本代表の三好南穂さんのほか、宮崎早織選手(ENEOSサンフラワーズ)、本橋菜子選手(東京羽田ヴィッキーズ)、元AKB48で俳優の横山由依さんが出演。ぜひご視聴ください。