宇都宮ニュービル、2季連続MVP! ~B.LEAGUE~

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 30日、男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」の年間表彰式「B.LEAGUE AWARD SHOW2024-25」が都内で行われた。レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)が発表され、宇都宮ブレックスの東地区優勝&チャンピオンシップ(CS)制覇に貢献したD.J・ニュービルが輝いた。2季連続、複数回MVP受賞は初の快挙だ。連続のベストファイブはニュービルと比江島慎(宇都宮ブレックス)、デイビッド・ヌワバ(三遠ネオフェニックス)、佐々木 隆成(三遠ネオフェニックス)、ヴィック・ロー(琉球ゴールデンキングス)。ニュービルと比江島以外は初受賞。8季連続ベストファイブ受賞中の富樫勇樹は9季連続は逃したものの、レギュラーシーズンセカンドチームに選出された。

 

「ブレックスにとっての心臓」。チームメイト遠藤祐亮がメッセージビデオで口にした、このコメントに尽きるのではないだろうか。33歳のオールラウンダーは今季リーグ戦全60試合に出場し、1試合平均17.1得点、5.5リバウンド、6.1アシスト、1.3スティール、3ポイント成功率37.9%の好成績を残した。B1最高勝率をマークし、3季ぶりの優勝を手にしたチームのエースだった。


 受賞に際し、ニュービルは壇上でこうスピーチした。
「たくさんの方に感謝したいと思います。まずはチームメートのみんな、そしてブレックスファンの皆さん、本当に温かいサポートを1年間続けてくれてありがとうございます。そしてコーチング陣、スタッフ、自分をサポートしてくれてありがとうございました」
 感謝の言葉は、今季チームを指揮しながら2月に亡くなったケビン・ブラスウェルHCに向けられた。

 

「そして何よりも(ケビン・)ブラスウェルHC。彼は自分がこのチームに来てからずっと自分を鍛えてくれた。自分がより良い選手になるために全てをかけてプッシュしてくれたと思います。彼をシーズン途中に失うことになってしまうことになり、とても苦しい状況ではありましたけど、彼が指導してくれた全てのことがこのチームをプッシュし続けてくれた。彼が教えてくれたことを自分たちがコート上で体現し続けることが優勝に繋がったと思います。自分にしてくれたことは本当に感謝してもし切れない。自分にもチームメートにも自分の家族にも厚いサポートしてくれ、ありがたいと思っています」

 

 2季連続2度目のシーズンMVPは9季目のB.LEAGUEにおいて、いずれも史上初である。それでもチームマンのニュービルは自らだけの手柄とすることはない。
「自分を支えてくれた家族にも感謝を伝えたい。苦しい状況があって、時には試合のこともあってイライラして帰ることもありましたが、どんな時も温かくサポートしてくれたことにすごく感謝しています。繰り返しになりますが、チームメートのみんながいたからこそ、この受賞があったと思うので感謝しています。そしてKB(ケビン・ブラスウェル)、このMVPはあなたのおかげで受賞できた。この賞はあなたに捧げたいと思います」

 

 主な受賞者は次の通り。

 

【MVP】

D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス) 2季連続2度目

 

【レギュラーシーズンベストファイブ】

比江島慎(宇都宮ブレックス) 2季連続4度目
D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス) 2季連続2度目
デイビッド・ヌワバ(三遠ネオフェニックス) 初
佐々木 隆成(三遠ネオフェニックス) 初
ヴィック・ロー(琉球ゴールデンキングス) 初

 

【ベストディフェンダー賞】

原修太(千葉ジェッツ) 2季ぶり2度目

 

【ベスト6thマン賞】

大浦颯太(三遠ネオフェニックス) 初

 

【最優秀新人賞】

脇真大(琉球ゴールデンキングス)

 

【最優秀HC賞】

ケビン・ブラスウェル/ジーコ・コロネル (宇都宮ブレックス) 初

 

【最優秀審判賞】

加藤誉樹 9季連続9度目

 

【得点王】

ブロック・モータム(滋賀レイクス) 21.4点 初

【アシスト王】

佐々木隆成(三遠ネオフェニックス) 6.5アシスト 初

【リバウンド王】

トーマス・ウェルシュ(レバンガ北海道) 13.6リバウンド 初

【スティール王】

アーロン・ヘンリー(ファイティングイーグルス名古屋) 2.4スティール 初

【ブロック王】

サッシャ・キリヤ・ ジョーンズ(川崎ブレイブサンダース) 2.0ブロック 初

【ベスト3P成功率賞】

比江島慎(宇都宮ブレックス) 44.3% 2季連続2度目

【ベストフリースロー成功率賞】

篠山竜生(川崎ブレイブサンダース) 91.7% 初

 

【ベストタフショット賞】

齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ) ※2024年10月12日の川崎ブレイブサンダース戦(愛知・ドルフィンズアリーナ)

 

【MIP】

瀬川琉久(千葉ジェッツ) 初

 

(文/杉浦泰介)

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