全パ、打撃戦制す ~プロ野球オールスター~
24日、「マイナビオールスターゲーム2025」第2戦が神奈川・横浜スタジアムで行われた。全パが全セに10対7で勝利し、昨年の第2戦(東京・神宮球場)から3連勝。通算成績を93勝81敗11分けとした。
◇第2戦(横浜スタジアム)
清宮、3安打2打点で自身2度目のMVP
全パ
10=331|110|001
7=010|020|310
全セ
(パ)○今井-隅田-九里-中森-田中-平良-S達
(セ)●村上-山﨑-グリフィン-大西-及川-大勢-ジャクソン-伊勢
本塁打 (パ)清宮1号ソロ、頓宮2号ソロ
(セ)吉川1号ソロ、佐藤1号ソロ、近本1号ソロ
先制したのは全パ。全セの先発、村上頌樹に初回から襲い掛かる。先頭の宗山塁(東北楽天)、続く清宮幸太郎(北海道日本ハム)が連打でチャンスメイク。1死後、4番の山本大斗(千葉ロッテ)が左中間を破るタイムリーツーベース。山本は送球ミスの間に三塁へ進むと、続く西川愛也(埼玉西武)の犠飛でホームに還ってきた。
初回に3点を先制した全パ打線は2回にも3点を加える。2死から万波中正(北海道日本ハム)がツーベース。そこから宗山、清宮、山川穂高(福岡ソフトバンク)が3者連続タイムリー。リードを6点に広げた。
3回に寺地隆成(ロッテ)のタイムリーで1点を加えた全パは4回。全セ3番手、フォスター・グリフィン(巨人)から清宮がライトスタンド上段へ豪快な一発。第1打席にヒット、第2打席にツーベースを打った清宮はサイクルヒットに王手をかけた。
5回にも全パに1点を奪われた全セも意地を見せる。5回裏、吉川尚輝(巨人)と佐藤輝明(阪神)が全パ4番手の中森俊介(ロッテ)からホームランを放ち、追撃する。佐藤の一発はライトスタンドポール際への特大アーチ。目下、セ・リーグの2冠王(本塁打、打点)がパワーを見せつけた。
全セの反撃は続く。7回裏、森下翔太(阪神)、佐野恵太(横浜DeNA)のタイムリーで3点差に。8回裏には近本光司(阪神)の一発が飛び出し、2点差にまで迫った。
しかし反撃もここまでだった。全セは伊勢大夢(DeNA)が9回表に頓宮裕真(オリックス)に2戦連発となるソロホームランを浴びると、その裏、8回から登板している全パ7番手の達孝太(日本ハム)に抑えられてゲームセットとなった。
第4、5打席は凡退に終わり、サイクルヒットこそ達成できなかったが清宮が猛打賞&2打点でMVPを獲得した。オールスター初出場となった22年は第1戦(福岡・PayPayドーム=球場名は当時)でサヨナラ本塁打を放ち、MVP。3年ぶりの球宴で再びMVPを手にした“お祭り男”。前半戦を首位ターンしたチームとともに、いい波に乗って後半戦(26日~)に臨めそうだ。
(文/杉浦泰介)