節目の10季目の開幕迫る 富永啓生、3P成功率驚異の「50%」へ ~B.LEAGUE~
男子プロバスケットボール「B.LEAGUE」
10季目を迎えるB.LEAGUE。レギュラーシーズンは東西2地区で行われ、8クラブが来年5月からのチャンピオンシップで覇を競う。今季の注目選手に挙げられるのが、日本屈指のシューター富永だ。NBA入りを目指し、アメリカの大学卒業後もNBA下部のGリーグで1シーズンプレーした。初のB.LEAGUE参戦となる。富永は今季の目標として「スリーポイントシュート成功率50%達成」を掲げる。昨季のB1でベスト3PT成功率賞を受賞した比江島慎(宇都宮ブレックス)は44.3%。歴代最多は 19-20シーズンの松井啓十郎(当時・京都ハンナリーズ)の47.2%。これだけでも5割がどれほど難しい数字かはわかる。それでも富永本人は「自信はあります。50%決め続けることで、オフェンスでチームに勢いを与えることができるので頑張っていきたい」と言い切る。それはシューターとしての矜持と言っていいかもしれない。
富永のB.LEAGUEデビューは順調にいけば開幕節(10月4、5日)の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦だ。敵地IGアリーナでの開幕戦になるが、愛知県名古屋市出身の富永にとっては「たくさんの方が観に来てくれると思いますし、自分としても地元で開幕戦を迎えることができ、すごくワクワクしています」と言う。対戦相手の名古屋Dの主将・今村佳太は「富永君のホームコートにならないように、自分たちのホームコートとしてしっかり戦えるようにしたい」とコメント。富永に対しては「フィニッシュがうまい。得点を取るバリエーションがすごく多彩な選手」と警戒し、「彼が気持ちよくプレーさせないことが大事。ステップバックスリーを消したい」と対策を語った。
(文・写真/杉浦泰介)