東芝ブレイブルーパス東京、V3へのモチベーション 〜リーグワン〜
25日、ラグビー・リーグワンの東芝ブレイブルーパス東京が東京・府中市で報道陣の取材に応じ、No.8リーチマイケル、SOリッチー・モウンガらが3連覇がかかる2025-26シーズンへの想いを語った。
リーチはこう意気込む。
「今年こそ去年よりも優勝したいモチベーションがある。2連覇の難しさを超えたので、勝ち続ける。そのプレッシャーにどれだけ勝てるか」
HO原田衛、LOワーナー・ディアンズ、UB森勇登ら連覇を支えた選手が移籍した。代わりに花園近鉄ライナーズからHOアンドリュー・マカリオ、東京サントリーサンゴリアスからLOカラム・マクドナルド、リコーブラックラムズ東京からLOマイケル・ストーバーグとWTBネタニ ・ヴァカヤリアを補強。リーチは補強と若手の成長で穴埋めは十分だと考える。
「いなくなるのはシーズン前からわかっていた。ストーバーグもやって来たし、(高城)勝一も上がってきている。プレシーズンの頑張り次第でリーグワンの初ジャージーを着る選手が出て来ると思う。マクドナルドも入って来て、サイズ的には問題ない。伊藤鐘平はバックロー専門でやっていけば、代表戦に出られるくらい実力がある。(尹)礼温もいるし、木戸(大士郎)も頑張っている。(アフ・)オフィナもいい。あとヴェア(・タモエフォラウ)も試合に出続ければ世界級の3番(PR)になると思う」

そのリーチが「スイッチが入っている」と話すのが、今季がラストシーズンとなるモウンガだ。27年W杯オーストラリア大会出場を目指すため、ニュージーランド協会との再契約を決めた司令塔。「何が起ころうと、自分が心血を注ぐのは今所属しているこのチーム。(退団が)早く決まったからといってコミットメントが揺らぐことはない」とキッパリ。クルセイダーズ時代から連覇を経験するモウンガは「2連覇をしないと3連覇に挑めない。特別な立場にいることは分かっている。まずは目の前のことに集中したい」と抱負を述べた。
またこうも。
「プロという立場でやっている以上、優勝したかどうかで計られる。極端な話、2位以下は失敗だという世界だと思っているので、優勝して終わりたい。もうひとつ、日本の人たち、日本の子どもたちにインスピレーションを与えたい。ラグビーを観たことがない人にラグビーに興味を持ってもらいたいし、ラグビーを好きなこどもたちには“こういう選手になりたい”と思ってもらえたらもっとうれしい。“ラグビーっていいスポーツだな”と思ってもらえるきっかけに少しでも自分がなれればこんなにうれしいことはない。というのも、日本に来てから、私も家族も温かく迎え入れてくれた恩返しを自分はまだまだ返し切れていない。もっともっと日本ラグビー界以外の日本の人々に、少しでもインスピレーションを与えられる存在になれればと思っている」
リーダー陣から見る3連覇へのモチベーションは高い。
(文・写真/杉浦泰介)