森保一、代表監督Aマッチ100試合目を勝利で飾る ~キリンチャレンジカップ2025~

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 サッカー日本代表(FIFAランキング19位)は18日、ボリビア代表(同76位)と国立競技場で親善試合を行ない、3対0で日本が勝利した。前半4分、MF鎌田大地(クリスタルパレス)の得点で日本が先制した。後半に入ると途中出場したMF町野修斗(ボルシアMG)、MF中村敬斗(ランス)の得点でリードを広げた。この試合をもって、日本代表は2025年の活動を終了した。

写真提供:日本サッカー協会

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日本代表 3-0 ボリビア代表

【得点】

[日]鎌田大地(4分)、町野修斗(71分)、中村敬斗(78分)

 

 ロッカールームでは、森保一監督のAマッチ100試合目を勝利で飾ろうと、士気を高めた日本代表。ボリビア代表を相手に無失点勝利で、指揮官の記念すべき試合に花を添えた。

 

 前半4分、久保建英(レアルソシエダ)が右サイドから右足でクロスを供給。これを鎌田がペナルティーエリア内左で胸トラップから左足ボレー。シュートはゴール右隅に決まり、日本が先制した。幸先は良かったものの、日本はボリビアの前線からのプレスに苦戦した。

 

 森保監督は、選手交代で流れを変えた。後半開始とともにDF菅原由勢(ブレーメン)に替えてMF堂安律(フランクフルト)を投入。さらに22分には前線の3枚を入れ替えた。FW小川航基(NEC)、MF南野拓実(モナコ)、MF久保建英(レアルソシエダ)をベンチに下げ、FW上田綺世(フェイエノールト)、町野、中村を投入した。

 森保監督は、交代の意図をこう説明した。

「前線を3人交代させましたけど、2点目を取りに行くということ、より攻守にアグレッシブに相手のゴールに迫っていくためにでした。町野に関してはトップでもシャドーでも使える。相手にプレッシャーをかける、ゴール前に迫力を持って入っていくことを期待して起用しました。(代表では左ウイングバックを務めることが多い中村を)敬斗をシャドーで使ったのは起点にもなれる」

 

 追加点は途中出場を果たした町野が決めた。ピッチに入ったわずか4分後の26分、MF堂安律(フランクフルト)と中村の連係で右サイドを崩した。ペナルティーエリニアサイドを深くえぐった中村がグラウンダーのクロスを入れると、ニアに走り込んだ町野が体にボールを当てて、ゴールに押し込んだ。

 

 勝負を決定づけたのは、中村だった。上田が自陣からスルーパスを呼び込むと、一気にDFラインの裏を取りペナルティーエリア内左に侵入。ここで溜めをつくり、ゴール前に走り込んだ中村へラストパス。中村は足裏を使い、ブロックにきた相手DFをいなすと右足一閃。DFの股下を抜き、ゴールネットを揺らした。

 

 監督としてAマッチ100試合目を勝利で飾った森保一監督は、こう語った。

「私がひとりで100試合戦って来たわけではありません。選手とスタッフ含めチーム一丸となって一戦一戦、戦っていくという気持ちでここまで来ました。選手、スタッフ、サポーターの皆さんに祝っていただき、いろんな人に支えられながらここまで来られているんだなと、感謝の気持ちでいっぱいです」

 

 2025年の代表活動はこの試合をもって終了した。次は翌年の3月だ。 選手をどのタイミングでかためていくのか、という質問については、こう説明した。

「W杯直前まではかたまらないかな、という気持ちでいます。幅を広げながらチームの浸透度をはかっていく。最後にコンディションが良い選手を選び、W杯直前で一気にかためていく方が、日本代表としては一番良いチームのかため方かなと思っています」

 

 メンバー発表までおよそ5カ月半。W杯までの代表活動数は残り数えるほどだ。選手間の激しい競争は続く。

 

(文/大木雄貴)

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