ノービス推薦選手・宮﨑花凛、Chsqの加点は1位 ~全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会~
第94回全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会女子シングルのフリープログラム(フリー)が24日、東京辰巳アイスアリーナで行なわれた。ノービス推薦選手として2年連続出場した宮﨑花凛(MFアカデミー)は、フリーで122.62点を記録。特にコレオシークエンス(Chsq)のGOE(出来栄え点)は全体でトップの2.10点の評価を得た。ショートプログラム(SP)と合わせて、合計183.66点で5位と大健闘を見せた。
鮮やかな赤の衣装に身を包み、「アメリ」を可憐に舞った。
冒頭の3回転フリップ-3回転トウループの連続ジャンプを決め、流れに乗った。続く3回転ルッツも綺麗に着氷。3回転ループ-2回転アクセル-2回転アクセルの3連続ジャンプも見事だった。この後の4つのジャンプも全て成功させた。フライングシット、レイバック、足換えのコンビネーションと全てのスピンでレベル4の評価を得た。
笑顔たっぷりで披露したコレオシークエンスは全体で1位となる+2.10点の加点を引き出した。余裕のあるニースライドを見せると会場からは歓声が沸き上がった。宮崎は投げキッスをするようにフィニッシュポーズを決めると、両手を高くかかげてピョンピョンと飛び跳ねて喜んだ。
宮﨑は演技後、「最後は観客席からリズムに乗った手拍子がたくさん聞こえて、そのおかげで私が目指していたところを超えることができました」と語り、こう続けた。
「手拍子をしてくれて、会場が温かくなった気がして、楽しかったし嬉しかったです」
2年連続で全日本ジュニアを経験した。これについて宮﨑は、こう述べた。
「これからシニアに上がってしまう選手もいますが、ジュニアの素敵な選手の中で、一緒に演技できたってことですごく自分の自信につながりました。いい成績が出せて、もっと目標を高く持って頑張ろうと思いました」
「トリプルアクセルを入れたいと思いました。もっとうまく滑れるように意識して頑張りたい」と抱負を述べた13歳。類まれなエッジワークを武器に未来を切り開く。
(文/大木雄貴)