神戸のGK前川、PK2本セーブの活躍 ~明治安田J1百年構想リーグ~

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 明治安田J1百年構想リーグの地域リーグラウンド開幕節第1日目が6日、各地でスタートした。サンガスタジアム by KYOCERAでは地域リーグラウンドWESTの京都サンガ対ヴィッセル神戸の一戦が行なわれた。90分では1対1と決着がつかず、PK戦の末、神戸が勝利(PK)した。

 

前川、PKで読み勝ち(京都)

京都サンガ 1-1 ヴィッセル神戸

PK戦 1-

【得点】

[京] マルコ・トゥーリオ(53分)

[神] 武藤嘉紀(37分)

 

 これまで春秋制だったJリーグは今季(2026年)から、秋春制に移行する。それにともない、空白となる2月から6月までの期間を利用し、1回限りの特別大会がスタートした。

 

 特別仕様の大会は、J1(20クラブ)とJ2・J3混合(40クラブ)の2リーグ編成だ。各リーグが「地域リーグラウンド」を東西に分かれて対戦。「地域リーグラウンド」後、東西の垣根を超えての「プレーオフラウンド」で最終順位を決定する。

 

 通常のリーグ戦との大きな違いは、地域リーグラウンドでの勝ち点算出方法だ。90分で勝利すれば勝ち点3、負ければ0。これはリーグ戦と同じだが、90分で決着がつかない場合は、PK戦が実施される。PKによる勝利は勝ち点2。PKで敗れても勝ち点1を獲得できる。

 

 ホームの京都は曺貴裁(チョウキジェ)監督体制6年目。対する神戸は昨季まで4年間、サンフレッチェ広島を率いたミヒャエル・スキッベを新監督として迎えた。

 

 先制したのは、神戸だった。37分、FW大迫勇也がピッチ中央で前を向きボールを持つと、敵陣右サイドにスルーパスを供給した。これに追いついたMF武藤嘉紀がワントラップしてペナルティーエリア内に侵入し、右足を振り抜いた。シュートは左ポストを叩き、ゴールに吸い込まれた。

 

 後半、神戸のスキッベ監督はエースであり、攻撃の起点として機能していた大迫をベンチに下げ、FW小松蓮をピッチに送った。前線でのボールの収めどころがなくなり、試合の主導権は徐々に京都へと渡った。

 

 8分だった。FWラファエル・エリアスが右サイドから、逆サイドを駆け上がるマルコ・トゥーリオへスルーパス。トゥーリオは右足インサイドでゴール左に流し込み、京都が1対1とスコアをタイに戻した。

 

 90分では決着がつかず勝負はPK戦へともつれた。先攻の神戸は4人がきっちりと決め、守っては守護神・前川黛也が3本中2本をセーブ。決められた1本もコースこそは読んでいた。

 

 今大会のレギュレーションにより、神戸が勝ち点2、PKで敗れた京都は勝ち点1を手にした。

 

(文/大木雄貴)

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