神村学園、史上6校目の夏冬2冠達成 ~第104回高校サッカー決勝~
第104回高校サッカー選手権大会決勝戦の神村学園(鹿児島)対鹿島学園(茨城)の一戦が12日、東京・国立競技場で行なわれ、3対0で神村学園が初優勝を果たした。試合は19分に神村学園のFW日髙元、39分にMF堀ノ口瑛太、後半アディショナルにMF佐々木悠太が得点した。決勝戦の観客数は6万0142人と大会史上最多を記録した。
鹿島学園・プムラピー渾身のPKセーブ(国立)
神村学園 3-0 鹿島学園
【得点】
[神] 日髙元(19分)、堀ノ口瑛太(39分)、佐々木悠太(90+2分)
前半19分、均衡が崩れた。神村学園のFW日髙がロングボールから相手DFラインの裏を取り、右足でダイレクトシュート。これは鹿島学園GKのプムラピー・スリブンヤコが体に当てた。しかし、こぼれ球に反応した日髙が左足でカーブをかける技ありシュート。美しい弧を描いたボールは、ゴールネットに吸い込まれ、神村学園が先制した。
30分、神村学園はFW徳村楓大がペナルティーエリア内右サイドで相手DFのファウルを誘いPKを獲得。自らキッカーを務め、ゴール左下を狙ったが、鹿島学園の守護神プムラピーに右手一本で阻まれた。
PKをセーブされたものの、神村学園の勢いにブレーキをかからなかった。39分、中盤の底を支える堀ノ口が、右足でミドルを放った。アウトサイド方向に鋭く曲がったシュートはゴール右上に突き刺さり、神村学園がリードを2点に広げ、試合を折り返した。
後半7分、ビハインドを追う鹿島学園がセットプレーからチャンスを作った。右CKのキッカー、DF清水朔玖が右足で鋭いクロスを供給。味方がヘッドで折り返し、FW内海心太郎がゴール前で振り向きざまのシュートを狙うが、相手DFが体に当てて、シュートはポストに嫌われた。
11分、鹿島学園の右サイドからのフリーキック。またしても、清水の鋭く曲がるキックがFW渡部隼翔の頭にどんぴしゃりで合った。しかし、シュートは神村学園のGK寺田健太郎のビッグセーブに阻まれた。
すると18分、神村学園に好機が訪れた。徳村がDFラインの裏に抜け出し、胸トラップから右足インサイドでゴール左を狙うが、鹿島学園のプムラピーにセーブされた。こぼれ球に反応した日髙が詰めたが、またしてもプムラピーに阻まれた。
後半アディショナル、神村学園は途中出場を果たしたMF佐々木悠太が左足でゴール右隅を捉えて、勝負を決定づけ、3対0で勝利した。神村学園は、夏のインターハイに続き、史上6校目となる2冠を達成した。
(文/大木雄貴)