村瀬心椛、金メダル! 2大会連続表彰台 ~スノーボード女子ビッグエア~
ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子ビッグエアの決勝が9日(日本時間10日未明)、リヴィーニョ・スノーパークで行なわれ、村瀬心椛(TOKIOインカラミ)が金メダル(179.00点)を獲得した。日本人女子として初となるスノーボード種目での金メダルとなった。前回大会の銅メダルに続き、2大会連続の表彰台となった。銀メダル(172.25点)はゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)、銅メダル(171.00点)はユ・スンウン(韓国)が手にした。日本勢は五輪初出場の鈴木萌々(キララクエスト)は6位入賞、深田茉莉(YAMAZEN)は9位、岩渕麗楽(BURTON)は11位だった。
2018年の平昌五輪から採用されたビッグエアは、大型ジャンプ台から跳び、空中で披露するトリックの難易度、完成度、高さ、着地などを争う。ジャッジは6人の審判が100点満点で採点する。
予選を2位で通過した村瀬。「金メダルとともに笑顔で日本へ帰る」と抱負を語りった。村瀬は決勝1本目のランで、バックサイド・ダブルコーク1440の4回転となる大技を決めた。ボードを掴まない方の右手を、膝にかからないようスタイリッシュに見せた。得点を89.75点とし、1本目終了時点で首位に立った。
2本目のラン、3回転半となるフロンサイド・トリプルコーク1260にトライした。空中をゆっくり優雅に舞い綺麗に着地。72.00点の評価を得て、2本目終了時点で、一時2位に後退した。
3本目のランで村瀬は再び大技に挑んだ。フロントサイド・トリプルコーク1440の縦3回転、横4回転。流れに逆らうインディグラブ(後ろ手でつま先側のボードの両足間を掴む)を披露するなどスタイリッシュさでも群を抜いた。このランの得点を89.25点とした。最終ライダーのユが転倒し、村瀬が金メダルを胸に飾った。
(文/大木雄貴)