五輪ラストの坂本花織が銀、中井亜美が銅メダル獲得! 千葉百音は4位 ~フィギュアスケート女子フリー~
ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子フリーが19日(日本時間20日未明)、ミラノ・アイススケートアリーナで行なわれた。今季限りで現役引退を表明している坂本花織(シスメックス)がフリーで147.67点を記録し、ショートプログラム(SP)との合計を224.20点として銀メダルを獲得した。SPで首位に立った17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)はフリー140.45点、合計219.16点で銅メダルを獲得した。SP4位の千葉百音(木下グループ)はフリー143.88点、合計217.88点で4位入賞を果たした。金メダルはフリー150.20点、合計226.79点を記録したアリサ・リウ(米国)が手にした。
坂本は紫色の衣装に身を包み、「愛の讃歌」を演じた。冒頭からダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転フリップ、3回転ルッツ+2回転トーループの連続ジャンプを順調に成功させた。演技後半の3回転フリップからの連続ジャンプの予定が、フリップの単独ジャンプとなった。演技前半に同じジャンプを跳んでいるため、基礎点が70%となった。演技終了後は、苦笑いを浮かべた。中野園子コーチと抱き合うと涙があふれた。
五輪初出場の17歳、中井は水色の衣装で「What a Wonderful World」を可憐に舞った。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3回転ループ+2回転トーループを綺麗に着氷。3回転ルッツからの連続ジャンプは2つ目のジャンプの回転が抜けた。しかし、このミスを引きずることなく演技後半も3回転ルッツ+ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)+ダブルアクセル(同)のシークエンスジャンプを決めた。
中井と同じく五輪初出場となった20歳の千葉は、転倒や氷に手をつくなどといった大きなミスこそなかったものの、連続ジャンプで4分の1回転不足と評価された。それでも143.88点、フリーだけ見ても4位と健闘した。
坂本自身は、前回大会のシングルの銅メダルにつづき、2大会連続での表彰台となった。また、五輪フィギュアスケートで日本勢が複数メダルを獲得したのは初だった。
(文/大木雄貴)