BL東京V2の立役者モウンガ&フリゼル、ラストシーズンで「もうひとつ思い出を」 ~リーグワン~
ジャパンラグビーリーグワンの東芝ブレイブルーパス東京が都内で定例会見を行ない、FLシャノン・フリゼルが今季限りで退団することを発表した。会見にはフリゼル同様、今季限りで退団するSOリッチー・モウンガも出席した。

(写真: ©TOSHIBA BRAVE LUPUS TOKYO)
23-24シーズンより加入したフリゼルとモウンガ。馬力のある突破とブレイクダウンでの貢献度が光るフリゼル、多彩なスキルでアタックをリードしたモウンガがリーグワン2連覇の立役者であることは間違いない。退団理由は、2人ともニュージーランドに戻り、2027年W杯オーストラリア大会でのオールブラックス復帰を目指すためだ。
同じニュージーランド出身のトッド・ブラックアダーHCは「彼らがもたらしたものはタイトルだけではない。そこに至る道程での彼らがリーダーシップを発揮し、チームに対してスタンダードを背中で示した。チームメイトを繋げるコネクターとしての役割も果たしてくれた。忘れられない3年間となった」と振り返った。
今季全15試合に出場中のモウンガは「東芝から3年間の長期契約で私を獲得し、信頼とコミットメントを示してくれてありがたく思っています。東芝という歴史のあるクラブに加われて、非常に感謝している」と思いを口にし、こう続けた。
「スタッフ、選手のみんなが温かく迎えてくれた。自分の家族が府中を自分たちの家と呼べるようになった。思い出や友情は今後の人生でも続いていくし、府中で過ごした時間、府中という場所が心の中で特別なものとしてあり続けると思います」
今季はケガのため、ここまで2試合の出場にとどまっているフリゼルも「東芝というクラブのため、トッドとコーチ陣のためにプレーできて幸せに思います」と語り、「2年半、たくさんの思い出ができましたが、残り2カ月、もうひとつ大きな思い出が作れるよう頑張っていきたい」と話した。
現在、ブレイブルーパスは6位。プレーオフ進出の当落線上にいる。 「この章はまだ終わっていない。やり遂げることが残っている。もうひとつ特別な思い出をつくり、終えられるよう頑張っていきたい」とはモウンガ。一時は7連敗するなど苦しんだ王者が巻き返しを図る。
(文/杉浦泰介)