第347回 「遠方」 ~連続開催のパブリックビューイング~
8月8日(土)に開幕した2026-27明治安田J3リーグ。愛媛FCは、開幕戦(第1節、8月9日)と第2節のホームゲーム2連戦を見事連勝で終え、スタートダッシュに成功。この調子で、続くアウェー2連戦も良い形で終えたい。
8月初旬、愛媛FC事務局は、このアウェー2連戦(第3節、第4節)を地元・愛媛からも応援しようということで、パブリックビューイングの開催を決定した。
迎えた8月22日(土)、J3リーグ第3節・松本山雅FC戦のパブリックビューイング・イベント(PVイベント)が大型ショッピングモールの「エミフルMASAKI(エミモール1階グリーンコート)」(伊予郡松前町)にて開催された。
同会場では、2023年8月にも愛媛FC事務局主催のPVイベントが行われた。その際、私たち「愛媛FCサポーターズクラブ・ラランジャ トルシーダ」が応援で盛り上げるなど、イベントをお手伝いさせていただいた。その経験を買われ、今回も応援による会場の盛り上げ役を任された。
この日の試合(第3節)は午後6時のキックオフであったが、私たちは横断幕(伊豫魂幕)掲出のため午後4時30分頃にイベント会場に集合。前回(3年前)と同様、会場の吹き抜け部分2階の手摺に「伊豫魂」幕を設置させていただいた。

ショッピングモールに横断幕を掲出
午後5時を過ぎ、開場されると愛媛FCファンやサポーターたちが続々と入場。来場者の皆さんには、スタジアムの雰囲気を少しでも感じていただきつつ、試合の様子が映し出される大型モニターを観ながら、私たちのリードによる応援にもご参加、ご協力いただいた。
試合はスコア「2-2」の引き分けに終わったが愛媛FCの得点シーンでは、会場全体による大きな盛り上がりもあり、ショッピングを楽しむ一般のお客様に向けて愛媛FCをアピールする上で、良いイベントであったように思われる。
8月30日(日)に行われた、J3リーグ第4節(アウェー・ツエーゲン金沢戦)のPVイベントは「砥部町中央公民館(4階講座室)」(伊予郡砥部町)にて開催された。今回の会場は公民館の1室ということもあり、エミフルMASAKIに比べると公共性は低めのクローズドスペースではある。それでも『アウェー遠征はできないが、仲間や家族と熱く応援したい』というベテランサポーターやファンが詰めかけ、用意されていた150席が、満席となる程の賑わいとなった。
事務局との事前打ち合わせで、この日のPVイベントは「鳴り物OK」とのことだったので、許可を得て自分の太鼓を持ち込み、応援チャントを会場の皆さんと一緒に歌い、現地の選手たちへエールを送らせていただいた。
試合はスコア「1-0」で愛媛FCが勝利し、開幕からの無敗をキープ。

試合開始1時間前のPVイベント会場
今節はトップチームの活躍もあり、PVイベント自体も大いに盛り上がり、楽しい時間を過ごせた。特に、後半6分のFW田村翔太選手による決勝ゴールが決まった際には、イベント会場が割れんばかりの大歓声と興奮に包まれ、誰彼構わずハイタッチや握手で喜びを分かち合う至福の空間へと昇華していく様が印象的だった。
また、この日は夏休み最後の日曜日ということもあり、子供たちも大勢、会場に来てくれたのだが、このPVイベントが夏の楽しい思い出のひとつになっていてくれたならうれしい。
今回は珍しく、愛媛FC事務局主催のPVイベントが2週連続で行われ、幸いにも両イベントとも沢山の集客もあり、成功裏に終わった。
イベントを計画し、主催していただいた愛媛FC事務局スタッフの皆さんには、感謝を申し上げたいし、今後もパブリックビューイングを行うチャンスがあるならば是非、開催していただきたい。
公共性が高い場所で行われるPVイベントは、サッカーの面白さと共に、応援の楽しさを広く多くの人たちに伝え、イベントを通じ愛媛FCファンやサポーター仲間の輪を広げる良い機会だ。実際、これまでもイベントにて知り合った方々が、その後にスタジアムへと足を運んでくださっている。
これからも愛媛県内の何処かでパブリックビューイングが開催されるのであれば、イベント成功に向けて協力を惜しまないつもりである。

<松本 晋司(まつもと しんじ)プロフィール>
1967年5月14日、愛媛県松山市出身。愛媛FCサポーターズクラブ「Laranja Torcida(ラランジャ・トルシーダ)」代表。2000年2月6日発足の初代愛媛FCサポーター組織創設メンバーであり、愛媛FCサポーターズクラブ「ARANCINO(アランチーノ)」元代表。愛媛FC協賛スポンサー企業役員。南宇和高校サッカー部や愛媛FCユースチームの全国区での活躍から石橋智之総監督の志に共感し、愛媛FCが、四国リーグに参戦していた時期より応援・支援活動を始める。