野村克也の「配球学」、中西太の「打撃論」、大野豊の「投球論」、工藤公康の「バッテリー論」、楽天・山崎武司、復活の秘密、松坂大輔が直面する永遠の課題――。
 プロ野球の交流戦が近づき、野球熱がさらに高まりそうなこの時期、その真髄に鋭く迫った二宮清純の最新刊が満を持して登場します。題して『プロ野球の一流たち』。
 野球をもっとディープに楽しみたい方はもちろん、各分野で“一流”を目指す多くの方におすすめの一冊です。
『プロ野球の一流たち』

○はじめに

○第1章 監督の極意、投打の奥義
・野村克也の「配球学」
  開幕戦で最強・巨人を葬った理由/内角球の意味/弱者の戦略
・中西太「育てる打撃論」
  若松勉と内転筋/アウトローの葉っぱを打て/フォー・アイズと「何苦楚」
・稲尾和久に捧ぐ――中西太インタビュー
  「練習マウンドが宝の山に」/「長嶋は何も考えていなかった」/三原監督16年目の謝罪/風雲に乗って
・大野豊のピッチング論
  江夏豊に導かれて/松井秀喜、立浪和義、落合博満……

○第2章 名選手たちの技術と陥穽
・松坂大輔論――東尾修インタビュー
  メジャー1年目の試行錯誤/指先に永遠の課題が
・清原和博は強打者か
  4番打者としての実績/死球禍とバット投げ
・土井正博「名伯楽のインコース論」
  清原とインコース攻め
・新井貴浩は「アニキ」を越えられるか
・渡辺俊介、サブマリンの極意
  ぼくはストレートを投げない
・山武司のホームラン人生
  打法改造という勇気/スイングをする根拠
・工藤公康「バッテリーとは何か」
  軸回転とタテ回転/城島はなぜ大成したか
・古田敦也「日本野球のために」
  一振り勝負の真髄/18年間の波瀾万丈を語りつくす/野村監督の本を読破/荒木大輔に出したサイン/イチローの攻略法は/球界再編の裏のシナリオ

○第3章 日米の野球格差を問う
・松坂大輔ポスティング移籍を考える
  サイ・ヤングと野茂英雄/イチローの「4倍」/代理人・ボラスの手腕/松坂のコントロール/ボストンで子育てを/日本球界がやるべきこと
・野球超大国アメリカの品格
  WBC日本優勝の陰で/米国有利の試合日程/波紋を呼んだ“誤審事件”/アメリカ早期敗退の影響
・バリー・ボンズと薬物問題
・日米野球格差の本質――団野村の警告
  代理人と労使協定/メジャーの経営戦略と日本の無策

○第4章 日本野球を脱構築せよ
・裏金問題と日本球界の体質
  きわめて悪質な所業/元スカウトの証言/球団経営を圧迫するシロアリ/資金管理団体を
・特待生問題と高野連
  プロのほとんどは元・特待生/朝日新聞社と高野連/「興行の論理」そのもの/斎藤も田中も“野球留学生”
・独立リーグという可能性
  アイランドリーグ・ドリーム/独立リーグとNPBの関係/BCリーグの成算/BCリーグ・金森栄治の夢

(講談社現代新書/定価:798円(税込)/二宮清純著)
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