23日、日本サッカー協会(JFA)は岡田武史監督就任後、初の公式戦となるチリ戦(26日)、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(30日)に臨む日本代表メンバー25名を発表した。FW高原直泰(浦和)、DF中澤佑二(横浜)などイビチャ・オシム前監督時の主力メンバーが引き続き、選出された。
 岡田監督が就任して代表に初召集された4選手のうち、DF岩政大樹(鹿島)が唯一選出。FW田代有三(鹿島)、DF安田理大(G大阪)、DF徳永悠平(F東京)は選から漏れた。GK西川周作(大分)、セルティック(スコットランド)への移籍が確実視されるMF水野晃樹(千葉)も選ばれなかった。

 この日、日本代表は鹿児島県指宿市での9日間に及ぶ今年最初の合宿を打ち上げた。24日に東京都内に再集合。東京の国立競技場で行われるチリ戦とボスニア・ヘルツェゴビナ戦に臨む。

<日本代表メンバー25人>

GK
川口能活(ジュビロ磐田)
楢崎正剛(名古屋グランパス)
川島永嗣(川崎フロンターレ)
DF
中澤佑二(横浜F・マリノス)
加地亮(ガンバ大阪)
坪井慶介(浦和レッズ)
駒野友一(ジュビロ磐田)
岩政大樹(鹿島アントラーズ)
水本裕貴(ガンバ大阪)
内田篤人(鹿島アントラーズ)
MF
橋本英郎(ガンバ大阪)
羽生直剛(FC東京)
遠藤保仁(ガンバ大阪)
中村憲剛(川崎フロンターレ)
鈴木啓太(浦和レッズ)
阿部勇樹(浦和レッズ)
山瀬功治(横浜F・マリノス)
今野泰幸(FC東京)
山岸智(川崎フロンターレ)
FW
高原直泰(浦和レッズ)
播戸竜二(ガンバ大阪)
巻誠一郎(ジェフ千葉)
前田遼一(ジュビロ磐田)
大久保嘉人(ヴィッセル神戸)
矢野貴章(アルビレックス新潟)