17日、FIFA(国際サッカー連盟)は本部のあるスイスのチューリヒで2007年の世界最優秀選手を発表し、ミラン(イタリア)のブラジル代表FWカカが初受賞した。カカは仏フットボール誌が選出するバロンドール(世界最優秀選手賞)と合わせて、史上9人目の個人タイトル2冠を果たした。
 カカは昨季の欧州チャンピオンズリーグで得点王(10ゴール)としてチームを4年ぶり7度目の頂点へ導く活躍。12月に日本で開催されたクラブW杯でも1ゴール3アシストで初優勝に貢献した。

 同賞は世界各国の代表監督、代表主将による投票で決まる。カカは2位のバルセロナFWメッシ(504票)の2倍以上の1047票を獲得。文句なしの受賞となった。3位に426票でマンチェスター・ユナイテッドのFWロナウドが入った。