ニフティのスポーツサイト「Sports@nifty」内で当HP編集長・二宮清純が責任編集を務める特設サイト「野球日本代表 金メダルへの“挑戦”」が好評配信中です。サイトでは田淵幸一ヘッド兼打撃コーチへのスペシャルインタビュー(3回シリーズ)を公開しています。第2弾は「星野監督、山本コーチとの意外な関係」。40年以上の付き合いという星野仙一監督、山本浩二コーチの素顔を二宮が聞き出します。

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田淵幸一×二宮清純  Vol.2 星野監督、山本コーチとの意外な関係

二宮: 日本代表のコーチになって、大変だなと思ったことは?
田淵: チームスタッフの人数が限られていますから、コーチも裏方をしなくてはいけないんですよ。荷物を運んだり、練習でバッティングピッチャーやキャッチボールの相手を務めたり……。老体に鞭打ってね(笑)。
 一番、ビックリしたのが昨年のプレ五輪。ブルペン捕手がいないから、若い投手のボールを受けなくてはいけなかった。もう引退してから、まともにピッチャーのボールなんて捕ったことがないのに……。マスクをつけても140キロ台の速球がバンバン来ますから、もう怖いなんてもんじゃない。あるピッチャーが「フォークを投げます」と言ったので、さすがに「捕れないからダメだ」と断りましたよ(笑)。

二宮: ヘッド兼打撃コーチとして、本番に向けて星野仙一監督から出されている課題は?
田淵: 「とにかく点をとれ!」と。もう最近は会うたびに言われています。夢の中まで監督の言葉が出てきますよ(笑)。「予選でもそこそこ(点は)とったじゃないですか」と言い返したら、「もっと前半で早く仕掛けろ」と贅沢なことをおっしゃる(笑)。まぁ、監督の気持ちはわかりますよ。早くリードして、ラクな形で試合を進めたいのはみんな一緒ですから。
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 また特設サイトでは二宮清純コラム「北京への“夢”」は毎週1回更新中です。現在の星野ジャパンや過去の五輪野球をテーマに、日本代表チームに鋭く迫ります。内容はすべて書き下ろし。サイト内でしか読めない、とっておきのコラムです。

 さらに8月13日からスタートする北京五輪野球に向け、代表合宿や強化試合のレポートを連日更新。田淵コーチへのスペシャルインタビュー第3弾もまもなく公開です。どうぞお楽しみに。