愛媛FCは28日、望月一仁監督の続投を発表した。望月監督はJFL時代の2005年より指揮を執り、来季は5年目のシーズンとなる。今季の愛媛はJ昇格後、ワーストとなる12位以下が確定しており、シーズン前に掲げた6位以上の目標に遠く及ばなかった。特に得点数は36とリーグ最低。来季は攻撃の形を早い時期に構築することが課題になりそうだ。

 また、DF星野真悟、MF宮原裕司、DF南祐三、MF神丸洋一、FW笹垣亮介、FW横山拓也の6選手と来季の契約を結ばないことも発表された。

 星野は01年から愛媛FC一筋でプレーし、現在の所属選手の中ではもっとも在籍期間が長い。クラブの成長とともに進化を遂げてきたプレーヤーだ。本職のセンターバックのみならず、昨季は左サイドバックとしても貢献し、38試合に出場。しかし、今季は出番が減少し、出場は17試合にとどまっていた。

 宮原は昨季途中からサガン鳥栖より期限付き移籍。今季から完全移籍を果たした。司令塔としての活躍が期待されたが、ケガで出遅れたことに加え、右サイドからボランチにまわった赤井秀一がその穴を埋め、ポジションを奪われた状態だった。

 南は06年シーズン途中より、浦和レッズから期限付き移籍。翌年より愛媛に完全移籍した。今季は第2クールを中心にセンターバックに入り、攻撃にも積極的に絡んで2ゴールも決めた。だが、10月以降はリーグ戦で出番がなかった。

 今季加入した横山は前節のアビスパ福岡戦でゴールをあげたばかり。約半年ぶりの得点だったが、戦力外を通告された。笹垣、神丸は負傷や出場停止選手の代役としてメンバーに名を連ねることはあったものの、いずれも自分の持ち味をピッチ上で活かしきれなかった。

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