12月11日(木)、6大陸の代表が世界一の座をかけて戦う『クラブワールドカップ2008』が開幕する。世界を代表するスター軍団マンチェスター・ユナイテッドやエクアドルからの刺客リガ・デ・キトなどが登場、全8試合が東京、豊田、横浜の各都市で連日開催される。当HPでは注目クラブのプロフィールや試合速報などを大会閉幕まで毎日更新する。
 大会が誕生したのは2000年。『FIFA世界クラブ選手権』の名称で第1回がブラジルで開催され、各大陸王者やトヨタカップ王者ら8チームが参加。決勝では、地元のコリンチャンスが同じく地元のバスコ・ダ・ガマを破って優勝した。第2回大会は01年にスペインのマドリードで開催される予定だったが、FIFAのマーケティング代理店の倒産などがあり、中止された。

 そこから4年後の05年、世界クラブ選手権は、それまで南米王者と欧州王者が対決していたトヨタカップを吸収する形で再開され、日本で開催された。6大陸の王者がトーナメント形式で戦う現行のフォーマットで行われ、南米代表のサンパウロ(ブラジル)が欧州代表のリヴァプール(イングランド)を破り、大会制覇を果たした。

 06年からは大会名が現在の呼称である『FIFAクラブワールドカップ』となった。決勝は2年連続となる南米代表と欧州代表の顔合わせで、インテルナシオナル(ブラジル)がバルセロナ(スペイン)を倒し、前年に続き南米勢が大会を制した。

 07年からはJリーグ優勝クラブに対し出場権が与えられる開催国枠が導入された。しかし、開催国のクラブである浦和レッズが07年のAFCチャンピオンズリーグで優勝して、アジア代表の出場権を獲得したため、同大会準優勝のセパハン(イラン)に開催国枠が与えられた。08年もガンバ大阪がアジア代表となっており、準優勝のアデレード(オーストラリア)に出場権が与えられている。

 今大会ではオセアニア代表のワイタケレ(ニュージーランド)、北中米カリブ代表のパチュウカ(メキシコ)が2年連続での出場となる。日本勢は昨年の浦和に続き、アジア王者として今大会に臨むガンバは準々決勝からの登場だ。初戦を突破すれば、続く相手は欧州代表マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)となる。

 現行のフォーマットで大会が開催されて以降、過去の決勝戦は全て「南米代表対欧州代表」という組み合わせだ。クラブW杯に新しい歴史を刻むためにも、他大陸代表にも奮起してもらいたい。

 05年から4年連続で日本開催となった大会は、来年からの2大会はUAEで開催されることが決まっている。クラブ世界一が決まる瞬間を日本で見られるラストチャンスになるかもしれない。

 大会は12月11日(木)に国立競技場でアデレード対ワイタケレのカードで開幕し、決勝は21日(日)、横浜国際総合競技場で行われる。


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