愛媛FCはヴァンフォーレ甲府よりFWジョジマールを完全移籍で獲得すると発表した。ジョジマールは2007シーズン途中より、愛媛に期限付き移籍。昨季は甲府に戻って、4月の愛媛戦で決勝ゴールを決めるなど、13試合で5ゴールをあげていた。愛媛には2年ぶりの復帰となる。

 昨季はリーグワーストの39ゴールと決定力不足に泣いたオレンジ軍団に頼りになる助っ人が戻ってきた。07年7月に愛媛にやってきたジョジマールは21試合の出場ながらチームトップの8ゴールをマーク。9月から10月にかけて5試合で5ゴールを決め、クラブ初の3連勝に貢献した。甲府に復帰後は「愛媛時代よりディフェンスの意識も高くなっていた」とキャプテンの金守智哉が印象を語っており、さらに進化いた姿をみせてくれそうだ。

 またガンバ大阪から期限付き移籍していたMF横谷繁は、今シーズンも引き続き愛媛でプレーすることが決まった。各年代で日本代表にも選ばれた実績を持つ横谷は今季36試合に出場。右サイドハーフとしてポジションをつかんで2得点をあげていた。

 さらにセレッソ大阪とはGKの“交換トレード”が成立した。多田大介がC大阪に期限付きで移籍し、山本浩正が完全移籍で加入する。多田は昨オフにC大阪から愛媛入りしており、古巣復帰となる。また、期限付き移籍での獲得が多い愛媛にとって、逆のケースは今回が初めて(JFL、地域リーグへの移籍は除く)。

 山本は98年にジュビロ磐田へ加入。02年にはリーグ戦で14試合に出場し、クラブの総合優勝に貢献した。04年にはヴィッセル神戸への期限付き移籍も経験し、07年からはC大阪へ。16試合でゴールを守った。Jでの出場数は計45試合と決して多くはないが、長年、控えGKとして強豪クラブを支えてきた経験は充分。今季は正GKの川北裕介とベテラン同士のレギュラー争いが見られそうだ。


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