愛媛FCは、大分トリニータから期限付き移籍で2007シーズンより在籍していたMF内村圭宏を完全移籍で獲得すると発表した。内村は所属していた大分より、来季の契約を結ばない旨を通告されており、移籍の交渉が進んでいた。

 2年前に愛媛にやってきた内村はFWとしてチャンスを掴み、1年目は40試合に出場。2年目の昨季は出番が34試合に減ったが、シーズン終盤は大木勉とのコンビで2トップの一角を占めた。持ち味のスピードを生かし、2年間で計10得点をあげている。昨季はクラブ総得点がリーグワーストと、愛媛は攻撃力の弱さに泣いた。オレンジのユニホームを着てストライカーとして目覚めた24歳の爆発に期待したいところだ。

 ヴァンフォーレ甲府からはMF田森大己が完全移籍で加入することも決まった。田森は甲府では決して出番は多くなかったが、ボランチ、サイドバックなど複数ポジションをこなせる点が特徴。運動量も豊富で、常にハードワークを目指す愛媛のサッカーには溶け込みやすい選手と言えるだろう。

 また阪南大のDF吉川健太も加入が決定した。吉川は守りの要、センターバックとして、昨年は関西サッカーリーグで5年ぶりのリーグ優勝に貢献。リーグ年間最優秀選手にも輝いている。


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