愛媛県は27日、愛媛FCがホームスタジアムとして使用している愛媛県総合運動公園陸上競技場のネーミングライツ(命名権)を伊予市に本社を置くオフィス用品通信販売会社「ニンジニアネットワーク」に売却すると発表した。これにより来シーズン開幕からスタジアムの名称が「ニンジニアスタジアム」(略称ニンスタ)に変更となる。

(写真:来季から名称一新、“ニンスタ”のピッチ)
 愛媛県は10月、県内に事業所を置く企業や法人などを対象に命名権の買い取り手を公募していた。条件は契約料金2000万円以上(年額)、看板変更などの費用は契約者側負担とすることなどで、愛媛FCのスポンサー企業でもある同社が唯一、手をあげていた。

 契約金額は年額約2100万円、期間は来年3月1日より3年間。四国では既にJ2徳島ヴォルティスの本拠地がある鳴門総合運動公園の施設命名権が大塚製薬に売却され、「ポカリスエットスタジアム」と名称が付けられた。また香川では穴吹工務店との契約でアイランドリーグ・香川オリーブガイナーズの本拠地が「サーパススタジアム」となっている。

<地元出身・DF深水が加入>

 愛媛FCは同日、立命館大学のDF深水章生選手の加入が決定したと発表した。深水は松山市出身の地元プレーヤー。愛媛FCのジュニアユース、ユース出身選手でもある。

 対人の強さが持ち味のディフェンダーで、02年にはU-17日本代表に選ばれた。昨年は京都パープルサンガ(当時)に練習生として参加し、練習試合に出場した経験がある。


太陽石油は愛媛FCのオフィシャルユニホームスポンサーです[/color][/size]