高知ファイティングドッグスが17日、あじさいスタジアム北神戸で交流試合を行った。高知は4回、中村龍央のタイムリーで1点を先制。追いつかれた直後の6回にもカラバイヨのソロ本塁打で1点を勝ち越した。しかし、その裏、4点を失って逆転を許すと、最後はオリックス3番手の西川雅人(元愛媛)に無安打に抑えられ、2−6で敗れた。

 先発・吉川、3回無失点の好投(北神戸)
高知ファイティングドッグス 2 = 000101000
オリックス(2軍)       6 = 000014010 (特別ルールにより9回裏も実施) 
[高] 吉川−野原−山中−武田−ジョン−山隈−伊代野
[オ] 光原−伊原−西川
本塁打   (高)カラバイヨソロ
       (オ)岡田、古木

<丈武、NPB初打点>

 東北楽天の丈武(元香川)が、17日の広島戦(三次)の9回、代打でタイムリー2塁打を放ち、NPB初打点をマークした。3−2と楽天1点リードで迎えた最終回、2死1塁の場面で登場した丈武は広島3番手シュルツの速球を右方向に打ち返す。打球は右中間フェンスにダイレクトで当たり、1塁走者が生還。チームに貴重な追加点をもたらせた。

 これで1軍で放ったヒット3本はすべて2塁打。「右打ちのほうが体が開かない」と反対方向への打撃を心がけ、1軍のピッチャーにしっかり対応している。「代打で結果を残さないといけないのは大変」と苦笑するも、代打では2試合連続ヒットだ。試合後、野村克也監督は「丈武が“丈夫”な仕事をしてくれた。あんま、おもしろくないか(笑)」とダジャレで、その一打を評価。指揮官に名前を覚えられ、育成上がりのルーキーがアピールに成功しつつある。

<後期の試合日程を変更>

 アイランドリーグでは7月4日18時から予定されていた後期公式戦、香川−福岡(サーパス)を8月10日(月)の同時刻からに変更すると発表した。7月4日に同スタジアムで巨人2軍−香川の交流試合が行われるため。
 
<高知、トライアウトで2投手を獲得 徳島には韓国人野手が入団>

 高知ファイティングドッグスは、6月11日から実施された投手限定のトライアウトで2名の合格者を発表した。合格したのは関西独立リーグ・紀州に所属していた韓国人右腕のジョン・デキ(全旲基)と、昨季はBCリーグ・群馬でプレーした左腕の川本(斉藤)裕貴。ジョンとは16日付で選手契約を結び、背番号は22に決まった。

 また徳島インディゴソックスには韓国プロ野球経験者が2名入団する。元斗山ベアーズの鄭光燮(チョン・クァンス)捕手と、金ハラム内野手。既に徳島には韓国籍の金宇晟投手が在籍しているため、金ハラムの登録名は「ハラム」となる。背番号は鄭が「43」、ハラムが「13」。


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