福岡レッドワーブラーズは1日、元福岡ソフトバンクの山田秋親投手の入団を発表した。山田は昨季限りでソフトバンクから戦力外通告を受け、退団。昨年11月に右肩の手術を受け、福岡球団の練習に参加しながらリハビリを行っていた。先月、高知に入団した伊良部秀輝同様、独立リーグで復活をアピールし、NPB復帰を目指す。背番号は34に決まった。
かつては豪速球で鳴らした右腕が、8年間過ごした福岡の地で再出発する。立命館大時代は最速153キロをマーク。2000年のシドニー五輪では日本代表に選ばれ、3試合に登板した。同年のドラフトでは複数球団による争奪戦の末、ダイエー(現ソフトバンク)を逆指名。即戦力右腕として期待されていた。
ところが、プロではなかなか結果を出せなかった。04年に中継ぎとして35試合に登板して6勝(2敗1S)をあげたのが最高。以降はケガに泣かされ、登板数が激減した。ホークスでの通算成績は98試合、15勝11敗1S、防御率4.75。肩にメスを入れており、本来の投球がどこまで戻っているかは未知数だが、逆転優勝を狙う福岡にとっては貴重な戦力だ。本人は11月のNPB合同トライアウトに参加の意向で、まずは残り1カ月のシーズンにすべてをかける。
◇9月1日(火)
3本の2ランで大勝(福岡3勝3敗、志度、185人)
福岡レッドワーブラーズ 12 = 000023124
香川オリーブガイナーズ 3 = 010000002
勝利投手 森(10勝7敗)
敗戦投手 上野(2勝5敗2S)
本塁打 (福)大野2号2ラン、中村8号2ラン、富岡1号2ラン
志佐、2打席連続のタイムリーで4打点(香川4勝3敗、志度、221人)
福岡レッドワーブラーズ 2 = 000001100
香川オリーブガイナーズ 8 = 00100502×
勝利投手 橋本(5勝2敗10S)
敗戦投手 徳永(9勝7敗)
セーブ 福田(8勝4敗1S)
<順位表> 勝 負 分 勝率 差
1.長崎 13 9 3 .591
2.高知 12 9 5 .571 0.5
3.香川 13 10 2 .565 0
4.福岡 14 12 1 .538 0.5
5.徳島 9 14 3 .391 3.5
6.愛媛 8 15 2 .348 1.0