四国・九州アイランドリーグは20日、首位の長崎セインツが2位の香川オリーブガイナーズを直接対決で下し、成績を21勝11敗6分として後期優勝を決めた。高知は2006年前期以来、7期ぶりのリーグ制覇。定岡智秋監督にとっては就任2年目で初めての優勝となった。高知はリーグ初年度(05年)以来の年間王者を目指し、9月26日からのリーグチャンピオンシップ(5試合制)で前期優勝の長崎セインツと対戦する。敗れた香川は今季、無冠に終わり、4年連続年間優勝の夢を断たれた。
◇9月20日(日)
 吉川、12奪三振で完投勝ち(高知3勝3敗1分、高知、905人)
香川オリーブガイナーズ  1 = 000000001
高知ファイティングドッグス 4 = 00000040×
勝利投手 吉川(14勝5敗1S)
敗戦投手 松居(6勝3敗2S)

<リーグチャンピオンシップ概要>

【日程】
第1戦 9月26日(土) 高知−長崎
第2戦 9月27日(日) 高知−長崎
第3戦 10月2日(金) 長崎−高知 佐世保野球場 18時
第4戦 10月3日(土) 長崎−高知 佐世保野球場 18時
第5戦 10月4日(日) 長崎−高知 佐世保野球場 18時
※第1戦、第2戦は高知ホームゲーム、開催球場、時間は未定。
※雨天等で中止の場合、高知ホームゲームは9月28日、29日、長崎ホームゲームは10月5〜7日を予備日程に設定。

【ルール】
・3戦先勝制。
・9回終了時、同点の場合は延長戦を実施、引き分けは原則なし(球場使用の関係で引き分けとなる場合もあり)。
・全5戦を終了して、どちらのチームも3勝に達しない場合、その時点での勝敗で優勝を決定。勝敗が五分の場合は予備日程に追加で1試合を行う。
・予備日程も含めて全日程が終了しない場合は、その時点での勝敗で優勝を決定。勝敗が五分の場合は、チャンピオンシップの失点率(総失点÷総守備イニング数)、公式戦年間勝率、公式戦の当該カードの対戦成績の順で、優位なほうを優勝とする。

 愛媛・西村悟、移籍後初アーチ(愛媛5勝3敗、アグリあなん、1,195人)
愛媛マンダリンパイレーツ  4 = 010120000
徳島インディゴソックス   2 = 000020000
勝利投手 川西(7勝3敗)
敗戦投手 平野(6勝10敗1S)
セーブ   入野(2勝0敗6S)
本塁打   (愛)西村悟1号ソロ、檜垣6号ソロ

 長崎・安田、最終回に同点打(長崎4勝3敗1分、佐世保、1,490人)
福岡レッドワーブラーズ   2 = 000001010
長崎セインツ         2 = 000010001 (9回引き分け)

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
1.高知   21 11  6  .656  優勝 2
2.香川   19 14  5  .576  2.5  2
3.福岡   19 17  2  .528  1.5  2
4.長崎   15 16  5  .484  1.5  4
5.愛媛   13 20  3  .394  3.0  4
6.徳島   12 21  5  .364  1.0  2

<9月21日(月)の予定> ( )内は予告先発
北九州市民球場      福岡(山田)−愛媛(浦川) 13時
サーパススタジアム    香川(佐藤)−徳島(大川) 18時
佐世保野球場       長崎(藤岡)−高知(山中) 18時