四国・九州アイランドリーグ選抜チームが8日、NPB12球団などが参加する宮崎の秋季教育リーグ(みやざきフェニックス・リーグ)で埼玉西武と対戦した。台風の影響で2日間、試合が中止となり、この日が初戦となったリーグ選抜は序盤に前半に8点を失う苦しい展開。5回に末次峰明(長崎)のタイムリーなどで4点を返したが及ばず、6−9で敗れた。
 なお、9日は当初、試合が組まれていなかったが、東北楽天と錦原運動公園野球場で試合を行うことになった。12時30分プレーボール予定。

 神谷(徳島)、最終回にタイムリー(南郷)
アイランドリーグ選抜 6 = 000040002
埼玉西武        9 = 34010010×
[ア] 松居(香)−福田(香)−土田(長)−石田(長)−伊代野(高)
[西] 藤原−田沢−野上−宮田−平野
本塁打   (西)松坂3ラン、ソロ

<9月のMVPは吉川(高知)、國信(福岡)

 四国・九州アイランドリーグは、9月度の月間MVP選手を発表した。
【投手部門】
高知ファイティングドッグス 吉川 岳
 9月成績 6試合 5勝0敗 防御率0.92
【野手部門】
福岡レッドワーブラーズ    國信 貴裕
 9月成績 53打数23安打 打率.434 5打点、2本塁打

 吉川の月間MVPは今年6月に続いて2度目。國信は去年4月以来、2度目の受賞。
 今季の月間MVPは投手部門で吉川が2度輝き、最多勝、最多奪三振の2冠を獲得した今季を象徴する結果となった。また打撃部門では荒木康一、智勝(ともに香川)らリーグ5年目の選手が3人受賞。経験者が実力を発揮したとも言えるシーズンだった。

<2009年シーズン月間MVP>
     【投手】          【野手】
4月 能登原将(愛媛)    末次峰明(長崎)
5月 光安祐輝(徳島)    荒木康一(香川)
6月 吉川岳(高知)     智勝(香川)
7月 森辰夫(福岡)     檜垣浩太(愛媛)
8月 福田岳洋(香川)    カラバイヨ(高知)
9月 吉川岳(高知)     國信貴裕(福岡)