みやざきフェニックス・リーグに参戦している四国・九州アイランドリーグ選抜は11日、北海道日本ハムと対戦した。リーグ選抜は2回、檜垣浩太(愛媛)のタイムリーなどで2点を先制。中田翔の2ランで追いつかれた4回には智勝(香川)の2打席連続タイムリーで勝ち越しに成功する。しかし、終盤に再び同点とされると、8回に鵜久森淳志のタイムリーを許したのをきっかけに4失点。3−8で敗れた。
 智勝(香川)、3安打2打点(アイビー)
北海道日本ハム    8 = 000210140
アイランドリーグ選抜 3 = 020100000
[日] 浅沼−松山−宮本
[ア] 福田(香)−石田(長)−高尾(香)−松居(香)−竹原(徳)
本塁打   (日)中田2ラン、市川ソロ

<楽天・丈武(元香川)、1軍復帰>

 東北楽天の丈武内野手(元香川)が11日、今季2度目の1軍選手登録を果たした。今シーズン、育成選手として入団した丈武は6月に支配下登録を受け、即1軍昇格。8試合に出場して17打数6安打、打率.352、3打点の成績を残していた。ファームでもイースタンリーグ9位の打率.288、11本塁打、59打点(リーグ3位)と着実に結果をあげ、2軍の公式戦終了後は宮崎で行われていたフェニックス・リーグに参加していた。

 楽天はこの日、トッド・リンデンを監督批判をしたとして登録抹消。長打力のある野手として丈武に急遽、昇格のチャンスが巡ってきた。早速、当日の福岡ソフトバンクとの最終戦では「7番・ライト」でスタメン出場。3打数無安打だったものの、リンデンは少なくとも21日まで再登録できず、丈武が地元開催のクライマックスシリーズ第1ステージに出場できる可能性が出てきた。