愛媛FCは7日、FW内村圭宏選手がコンサドーレ札幌に完全移籍すると発表した。内村は大分トリニータから期限付き移籍で2007年に加入。3年目となった今季は愛媛に完全移籍を果たすと、開幕戦で2得点をあげて波に乗る。その後もコンスタントにゴールをあげ続け、クラブ史上最多となるシーズン18得点を決めた。その得点力は他クラブからも評価が高く、動向が注目されていた。内村は「短い期間でしたが、サッカーの技術的な面も人間的にも成長させてもらった愛媛には大変感謝しています」とコメントしている。クラブが低迷する中、エースストライカーの移籍は得点力不足に苦しむ愛媛にとって大きな痛手。攻撃陣の新たな補強が求められそうだ。
<GK加藤、MF永井、期限付き移籍終了>

 柏レイソルから期限付き移籍で加入していたGK加藤慎也選手、MF永井俊太選手が期間満了で退団することが決定した。両選手とも柏からも来季の戦力外を通告されており、新たな移籍先を探すことになる。2選手はケガ人続出の状況下で、6月より途中加入。加藤は主に控えのゴールキーパーとして7試合、永井はボランチのポジションで26試合に出場した。