今週、関東地方は梅雨明け致しました。これから約2か月間は暑い日が続くと思われます。熱中症にはくれぐれもお気を付け下さいませ。
さて7月後半、編集長が10日間の長い出張に出発することになりました。
4、5日くらいの出張ですと、編集長も荷造りは慣れたもので、10分程で終わるのですが、10日間もの出張だけに、さすがの編集長も朝から準備を始められました。
交通チケットやスケジュール、原稿執筆のための資料等、忘れ物があっては大変です。
早くから荷造りされたせいか、いつもよりゆとりを持って出発されました。出発された後、忘れ物はないか念の為、書斎の机の上を確認しましたが大丈夫そうでした。
ところが、出発して20分くらいしたころに編集長から電話が入ります。
「机に財布忘れてないかな?」
「えっ、ないですよ。先ほど確認しましたから。編集長のカバンの奥に入ってないですか?」
「カバンにないんだよ。机の引き出しに入ってないかな?」
「えっ!!机の引出し?… 入っていましたぁ!!」
普段、お財布はいつも机の上に置いてあるのに、こんな日に限ってどうして机の中に入れたのか……。
この時点で、電車の出発時間まであと10分です。予定の電車に乗車しなければ、仕事に間に合わなくなります。しかし、10日間もの間、無銭で過ごせるはずがありません。
こういう切羽詰まった状況下で、編集長の強運が発揮されるのを幾度となく目の当りにしてまいりました。今回はどんな強運が……。
そんな偶然ありえないと思うのですが、出張先に、たまたま編集長のご友人も出張されていることが判明し、お借りすることができたのです。ドクターの坂山先生、ありがとうございました。
編集長の新たな強運伝説が生まれた瞬間でした。
(スタッフH)
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