29日、ブンデスリーガ(ドイツ1部)に所属するフランクフルトは今季トルコのガラタサライでプレーしたMF稲本潤一と2年契約を結んだことを公式に発表した。フランクフルトには、稲本と同年代のFW高原直泰が在籍している。
 06年9月にガラタサライに移籍した稲本は、1年契約が満了となり、欧州のクラブを優先して移籍先を探していた。その理由から、6月初旬のキリン杯の日本代表召集が見送られていたと目されていた。稲本にとってドイツでのプレーは初で、欧州での所属クラブは6つ目となる。

 【稲本を追加招集! ドイツW杯以来、約1年ぶりの代表復帰!】

 30日、日本サッカー協会(JFA)は、6月初旬のキリン杯に向けて静岡県内でトレーニングキャンプを行っている日本代表に稲本が追加召集されたことを発表した。オシム体制初選出で、06年6月のW杯ドイツ大会以来、約1年ぶりの代表復帰。

 オシム体制での海外組召集はMF中村(セルティック)、FW高原、DF中田浩(バーゼル)に続き、4人目。稲本は30日に帰国し、同日夜に代表に合流する予定となっている。