6月6日(日)
 内田、決勝タイムリー(福井3勝1敗、福井県営球場、919人)
新潟アルビレックスBC     0 = 000000000
福井ミラクルエレファンツ   1 = 00100000×
勝利投手 橋本(1勝1敗)
敗戦投手 長坂(0勝1敗)
 あわせて26安打の打撃戦制す(信濃2勝6敗1分、太田市民球場、1,322人)
信濃グランセローズ       8 = 310000004
群馬ダイヤモンドペガサス   6 = 030010020
勝利投手 飯田(2勝1敗4S)
敗戦投手 越川(0勝2敗7S)

 投打かみ合い、快勝(石川8勝3敗、石川県立野球場、751人)
富山サンダーバーズ    0 = 000000000
石川ミリオンスターズ    8 = 03004100×
勝利投手 大輔(4勝3敗)
敗戦投手 高森(0勝1敗)

<順位表>
〜上信越地区(後期)〜
 勝   負   分   勝率   差       
 群馬   19   5   2  .792  M1
2 信濃   10   15   1  .400  9.5
3 新潟   6   18   3  .250  3.5

〜北陸地区(後期)〜
 勝   負   分   勝率   差       
 石川   17   10   1  .630  
2 福井   12   13   1  .480  4.0
3 富山   11   14   1  .440  1.0

<元アイランドリーグの広島・ソリアーノ、初先発は敗戦投手に>

 広島東洋カープのディオーニ・ソリアーノ投手が6日、本拠地のマツダスタジアムで行われたオリックス戦で1軍初先発を果たした。ソリアーノはカープドミニカアカデミーよりアイランドリーグに派遣され、2007年に高知、08年に長崎、09年の前期は徳島に在籍経験を持つ。先月、支配下登録されて1軍では2試合に投げて無失点だったが、この日の初先発では4回を投げて3安打2失点。2番手以降の投手も失点して、広島が1−6で敗れたため、ソリアーノが敗戦投手となった。

 1回のチャンスで手薄なカープ投手陣の救世主にはなることは叶わなかった。今季のソリアーノは2軍で6試合に登板して3勝3敗、防御率2.32と安定した成績を残し、育成選手から昇格。1軍でも中継ぎで投げてMAX150キロをマークするなど、首脳陣の評価を得て先発の機会をつかんだ。

 初回は先頭の坂口智隆をレフトフライに打ち取るなど上々の立ち上がりだった。その裏、打線から1点の援護をもらったソリアーノは2回も一発のあるT−岡田、北川博敏をフライに仕留めて、2死を奪う。だが、ここから課題の制球難が顔を出した。2者連続四球でピンチを招くと、8番の投手・木佐貫洋にもファールで粘られ、歩かせてしまう。続く9番の大引啓二はインコースへのスライダーで詰まらせたものの、セカンドへの内野安打となり、同点に追いつかれてしまう。

 3回は上位打線を再び3者凡退で退け、波に乗るかと思われた矢先、4回はまたもや四球絡みで勝ち越し点を奪われる。2死1塁から打席に入った投手の木佐貫に対し、2打席連続の四球。ストライクを取りにきたところを前打席でタイムリーを放っている大引に左中間への2塁打を許した。ソリアーノはその裏、チャンスで打順が回ってきたところに代打を出され、4回で降板した。

 この日はMAX151キロのストレートを投じ、スライダー、チェンジアップもうまくバットの芯を外していた。それだけに投手相手に2四球を与えたのはもったいなかった。広島はエース大竹寛の復帰など明るい兆しも見えつつあるが、まだまだ先発投手の枚数は不足している。セカンドチャンスは必ず来るはずだ。苦い敗戦をぜひバネにしてほしい。

【アイランドリーグ】

 宮元、逆転打 リーグ新12連勝(高知5勝1敗1分、西予宇和、666人)
高知ファイティングドッグス 5 = 000004100
愛媛マンダリンパイレーツ  3 = 000101001
勝利投手 山中(1勝0敗)
敗戦投手 岸(3勝5敗)

 復帰の中村、代打勝ち越し弾(香川3勝1敗1分、レグザム、595人)
長崎セインツ         3 = 000002010
香川オリーブガイナーズ  7 = 01000420×
勝利投手 宇高(4勝1敗)
敗戦投手 藤岡(2勝4敗)
本塁打  (香)国本2号ソロ、中村1号3ラン、大松2号2ラン

 両軍8失策のWヘッダー、香川が連勝(香川4勝1敗1分、レグザム、904人)
長崎セインツ         2 = 000000002
香川オリーブガイナーズ  7 = 01001005×
勝利投手 前川(7勝1敗)
敗戦投手 土田(1勝7敗)

<順位表> 勝  負  分  勝率   差
1.高知   18  5   4  .783
2.香川   16  7   3  .696  2.0
3.徳島   13  12  2  .520  4.0
4.愛媛   11  16  1  .407  3.0  
5.長崎   9  18  2  .333  2.0

【JFBL交流戦】

 大谷、貴重な決勝弾(徳島3勝1敗、津、483人)
徳島インディゴソックス   1 = 000001000
三重スリーアローズ     0 = 000000000
勝利投手 光安(1勝2敗)
敗戦投手 大島(1勝3敗3S)
セーブ   弦本(1勝0敗3S)
本塁打  (徳)大谷5号ソロ

<順位表> 勝  負  分  勝率   差
1.三重   8  12  1  .400
2.大阪   6  11  1  .352  0.5