四国・九州アイランドリーグは2010年度シーズンの前期MVPにリーグトップタイの9勝、リーグ2位の防御率1.70の成績を残した野原慎二郎選手が選ばれたと発表した。前期シーズンは最終戦での直接対決により香川が制しており、優勝チーム以外からMVPが出るのは初めて。

野原 慎二郎(高知、桜宮高−摂南大)
 13試合 9勝2敗、防御率1.70、65奪三振
 野原は今季が4年目。ストレートにスライダー、カーブ、チェンジアップなどを投げ分け、緩急で勝負する右腕だ。2年目にリーグ2位の15勝をあげたものの、昨季は後期途中に右ひじを痛めて一時戦線を離脱し、レギュラーシーズンは11勝9敗、防御率2.82の成績だった。しかし、BCリーグ王者とのグランドチャンピオンシップで優勝が決まる第5戦に先発して完投勝利。チャンピオンシップMVPに輝いて、今季の好調につなげた。野原には30日の高知−徳島戦(高知)の試合前に読売新聞より表彰が行われる。

<アイランドリーグ6月のMVPは弦本、斎藤(ともに徳島)>

 四国・九州アイランドリーグは、6月度の月間MVP選手を発表した。
【投手部門】
徳島インディゴソックス  弦本 悠希
 6月成績 9試合 1勝0敗4S 防御率0.75
【野手部門】
徳島インディゴソックス  斎藤 雅俊
 6月成績 50打数23安打 打率.460 2打点
 2選手とも月間MVPは初受賞。徳島は5月度も大川学史、山村裕也がそろって月間MVPに輝いており、2カ月連続の独占となる。


【BCリーグ】
◇後期
 小刻みな継投で逃げ切る(信濃1勝0敗、三條機械スタジアム、497人)
信濃グランセローズ     2 = 000002000
新潟アルビレックスBC   1 = 000001000
勝利投手 徳永(2勝2敗)
敗戦投手 寺田(4勝5敗)
セーブ   飯田(2勝2敗7S)

 降雨コールド引き分け(宮野野球場、289人)
福井ミラクルエレファンツ    3 = 0000020010×
富山サンダーバーズ      3 = 001000020
本塁打  (富)本間3号2ラン