四国アイランドリーグPlusの後期シーズンは12日、優勝へのマジックを1としていた首位の愛媛マンダリンパイレーツが勝利し、3年ぶり3回目の後期優勝が決まった。前期は5月に入って失速し、2位に終わった愛媛は正田樹、小林憲幸の元NPBの2本柱に、東風平光一が後期3勝をあげて強力先発陣を形成。課題だった打線も1番の高田泰輔、中軸のザック・コルビーが後期は3割を超える打率で牽引した。8月下旬からは9連勝を飾り、一気にゴールに飛び込んだ。創設11年目で初の年間王者を目指す愛媛は、20日からのリーグチャンピオンシップ(3戦先勝制)で前期優勝チームの香川と対戦する。
◇後期
 ヘイドーン4打点、ポロ3打点(愛媛9勝1敗、土佐山田、361人)
愛媛マンダリンパイレーツ 8 = 100033100
高知ファイティングドッグス 0 = 000000000
勝利投手 四戸(2勝1敗)
敗戦投手 航大(1勝2敗)

 暴投サヨナラで連敗ストップ(香川3勝4敗3分、志度、373人)
徳島インディゴソックス   6 = 103110000
香川オリーブガイナーズ  7 = 111011002×
勝利投手 竹田(6勝5敗)
敗戦投手 橋本隼(2勝3敗4S)

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
1.愛媛  20  7  2  .741  優勝  5
2.徳島  15 13  3  .536  5.5  3
3.香川  10 15  6  .400  3.5  3
4.高知  11 20  0  .355  2.0  3

【BCリーグ】

◇後期
 小林、決勝打でM1点灯(福島4勝3敗、白河、1,033人)
群馬ダイヤモンドペガサス  2 = 001010000
福島ホープス          3 = 10001100×
勝利投手 高塩(7勝6敗)
敗戦投手 ロメロ(8勝8敗2S)
セーブ   栗山(2勝1敗9S)

 渡辺貴、3安打4打点(新潟3勝5敗、佐藤池、1,096人)
武蔵ヒートベアーズ      7 = 000430000
新潟アルビレックスBC   11 = 60032000×
勝利投手 間曽(13勝5敗)
敗戦投手 前川(1勝3敗)
セーブ   山口(1勝3敗1S)
本塁打  (武)中野2号3ラン
       (新)ジョージ4号3ラン

 尾中、勝ち越し打で優勝阻止(信濃2勝3敗3分、高岡西部、1,260人)
信濃グランセローズ      4 = 000000004
富山GRNサンダーバーズ  0 = 000000000
勝利投手 中根(2勝3敗)
敗戦投手 秦(4勝4敗)

 代打・ダルーの一打で逆転(石川2勝4敗1分、金沢市民、491人)
福井ミラクルエレファンツ   3 = 001011000
石川ミリオンスターズ     5 = 01000040×
勝利投手 山中(2勝0敗)
敗戦投手 内藤(1勝3敗)
セーブ   西村(2勝0敗10S)

<順位表>
FUTURE-East
        勝  負  分  勝率   差  残
1.福島  18 13  2  .581  M1  3  
2.新潟  18 17  0  .514  2.0  1
3.群馬  15 16  1  .484  1.0  4
4.武蔵  13 15  5  .464  0.5  3

ADVANCE-West
        勝  負  分  勝率   差  残
1.富山  17 11  5  .607  M1  2
2.福井  15 12  5  .556  1.5  3
3.石川  14 17  1  .452  3.0  3
4.信濃  10 18  4  .357  2.5  3