四国・九州アイランドリーグの選抜チームが25日、NPBイースタンリーグの混成チーム(フューチャーズ)と市営浦和球場で交流試合を行った。リーグ選抜は3回、相手のエラーと梶田宙(高知)のタイムリーで2点を先制。しかし、5回に3番手の入野貴大(愛媛)が3四死球の乱調で、同点に追いつかれる。前日に続く連敗は避けたいリーグ選抜は、直後の6回、代打・末次峰明(愛媛)のタイムリーで勝ち越し。7回には2死満塁から3連打で5点を加えて試合を決めると、リーグ選抜の投手陣が6回以降は走者を背負いながら要所を締め、8−2で勝利した。
(写真:5回無死満塁のピンチでリリーフし、同点止まりでしのいだ西村拓(香川))
 前日4安打に終わった打線は一転、この日は12安打。一方、前日無四球だった投手陣は猛暑の影響か8つの四死球を与え、調子は総じて良くなかった。フューチャーズからはリーグ出身の松井宏次(元長崎、東北楽天)がスタメン出場。3打数0安打だった。

 梶田(高知)、3安打3打点(市営浦和)
アイランドリーグ選抜 8 = 002001500
フューチャーズ     2 = 000020000  
[ア] 土田(長)−弦本(徳)−入野(愛)−西村拓(香)−野原(高)−上野(香)−岸(愛)
[フ] 王(湘)−黒滝(ロ)−尾藤(巨)−宮田(西)−フェルナンデス(ヤ)−古川(巨)−浅沼(日)−林(ロ)−村田(巨)

【関西独立リーグ】

 首位攻防は引き分け(紀州2勝3敗2分、紀三井寺、231人)
明石レッドソルジャーズ 3 = 011010000
紀州レンジャーズ     3 = 030000000 (9回引き分け)

<順位表> 勝  負  分  勝率   差 
1.紀州   11  5   3  .688
2.明石   11  7   2  .611  1.0
3.神戸   10  9   1  .526  1.5
4.韓国   4  15  0  .211  6.0