2011年のJ2各クラブのホーム開幕カードが18日、発表され、愛媛FCは第1節で3月5日(土)にコンサドーレ札幌とニンジニアスタジアムで対戦することが決まった。愛媛にとっては4年連続のホーム開幕で、J昇格以来ホームでの第1節は3勝1敗の成績を残している。対札幌は過去の対戦成績は4勝3分6敗と負け越しているが、昨季は1勝1分と勝ち越し、順位でも上回った。このオフの札幌は選手を大幅に入れ替えており、チームの完成度が勝敗を分けそうだ。なお第2節では3月12日(土)にザスパ草津とアウェーで戦う。キックオフ時間も含めた全日程は2月2日に発表される。
 愛媛FCは既に15日から新体制で始動しており、クラブ史上最高の8位以上を目標に掲げている。現時点での新加入選手は6名で、地元出身ではユース出身のDF前野貴徳とFW小笠原侑生を獲得。センターバックの小原章吾が抜けたDF陣には清水エスパルスやジェフユナイテッド千葉で活躍した池田昇平と、コンサドーレ札幌から吉弘充志を補強した。山本浩正らを放出したGKにはベガルタ仙台から萩原達郎が加わった。また横浜F・マリノスからは20歳のサイドアタッカー齋藤学を期限付き移籍で獲得している。

 昨年のレギュラーメンバーでは、まだセンターバックのアライールとの残留交渉が決着しておらず、その行方によっては昨季、リーグで2番目に失点が少なかった堅守を再構築する必要に迫られそうだ。