ボストン・レッドソックスの松坂大輔が右ヒジの張りで故障者リスト入りすることが決まった。松坂は4月30日のシアトル・マリナーズ戦で右ひじの張りを訴え、4回を投げて途中降板。その後も中継ぎを1回挟んで先発ローテーションで投げてはいたものの、すべての試合で失点を重ねるなど状態が良くなかった。
 松坂のDL入りは昨年6月以来で今季は初めて。これでMLBでのルーキーイヤ―を除き、4年連続のDL入りとなった。昨年、一昨年は故障で2ケタ勝利に届かず、本人にとってはローテーションを守ることが今季の第一目標だっただけに痛い離脱だ。現在、レッドソックスはア・リーグ東地区3位。開幕6連敗からようやく勝率を5割に乗せてきただけに、ケガの多い右腕に対する風当たりは強くなりそうだ。