四国アイランドリーグPlusの前期シーズンは29日、優勝へのマジックを1としていた首位の徳島インディゴソックスがダブルヘッダーの1試合目で高知ファイティングドッグスを破り、リーグ7年目で初優勝を収めた。斉藤浩行監督が就任した今季の徳島は投打がかみ合い、元ロッテの大谷龍次が8本塁打を放って主砲としての役割を果たせば、投げては大川学史、石田大樹の両先発が計15勝をあげ、他球団の追随を許さなかった。徳島は07年以来、3シーズンで5度最下位に沈むなど低迷。リーグ誕生以来、四国の球団で唯一優勝がなかったが、ようやく悲願を達成した。9月下旬のリーグチャンピオンシップでは年間王者をかけて後期優勝チームと対戦する。
 大川、4安打完封で胴上げ投手に(徳島3勝3敗1分、高知、196人)
徳島インディゴソックス   3 = 210000000
高知ファイティングドッグス 0 = 000000000
勝利投手 大川(8勝4敗)
敗戦投手 吉川(2勝7敗)

 高知、引き分け挟んで8連敗(徳島4勝3敗1分、高知、256人)
徳島インディゴソックス   8 = 204100010
高知ファイティングドッグス 5 = 102001010
勝利投手 岩(1勝1敗)
敗戦投手 丸野(0勝1敗)
セーブ   バレンティン(2勝0敗2S)
本塁打  (徳)猪沢1号ソロ

<順位表> 勝  負  分  勝率   差   残
1.徳島   22  8  2  .733  優勝  0
2.愛媛   17  9  4  .654  3.0  2
3.香川   13  17  2  .433  6.0  0
4.高知   12  16  4  .429    0  0
5.三重   7  21  2  .250  5.0  2