16日、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)で活躍したMF澤穂希(INAC神戸)がマネジメント会社を通じて、今シーズン限りでの引退を表明した。澤は1993年に15歳で代表デビューを果たすと、95年からW杯6大会連続出場を記録するなど、女子サッカー界を牽引する存在だった。11年W杯ドイツ大会で、得点王と大会最優秀選手賞を獲得し、なでしこを初優勝に導いた。翌年、男女を通じてアジア人初となるFIFA年間最優秀選手賞に輝いた。12年ロンドン五輪、15年W杯カナダ大会の準優勝に貢献した。日本代表の通算成績は国際Aマッチ205試合、83得点。17日、都内にて記者会見を行う。