16日、BCリーグチャンピオンシップ第4戦が行なわれた。2勝1敗と優勝に王手をかけた石川ミリオンスターズが新潟アルビレックスBCを7−6で下し、リーグ史上初の連覇を達成した。4回表、5番・平野進也の2ランで先制した新潟は6回表には打者一巡の猛攻で一挙6点を追加し、試合の主導権を握った。しかし、石川は6回裏に1点を返すと、7回裏には負けじと打者一巡の猛攻で一挙4点を挙げ、1点差に迫った。そして8回裏に同点に追いつくと、9回裏、1死満塁の場面でパスボールの間に三塁ランナーがサヨナラのホームを踏み、2年連続3度目のリーグ制覇を達成した。22日からは独立リーグ王座をかけて四国アイランドリーグplus王者の徳島インディゴソックスと対戦する。勝てば、リーグとしては初の日本一となる。
◇BCリーグチャンピオンシップ(第4戦)
 サヨナラ勝ちでリーグ史上初の連覇(石川3勝1敗、石川県立野球場、1,124人)
新潟アルビレックスBC   6 = 000204000
石川ミリオンスターズ    7 = 000001411×
勝利投手 佐藤(1勝0敗1S)
敗戦投手 間曽(0勝1敗)
本塁打  (新)平野2号2ラン

【アイランドリーグ】

<リーグ選抜、横浜に逆転負け 〜フェニックス・リーグ〜>

 みやざきフェニックス・リーグに参戦している四国アイランドリーグPlusの選抜チームは16日、横浜と対戦した。リーグ選抜は2点ビハインドを背負うも、6回、東弘明(徳島)、島袋翔伍(香川)のタイムリーなどで逆転に成功する。このまま逃げ切りたいところだったが、8回、満塁のピンチから押し出しで追いつかれると、元愛媛の岡賢二郎に走者一掃の三塁打を打たれるなど、このイニング6失点。直後の反撃も及ばず、5−8で敗れた。リーグ選抜の対戦成績は1勝5敗となり、17日は北海道日本ハムとひむかスタジアムで試合を行う。

 元愛媛・岡、2安打3打点(生目の杜第2)
横浜           8 = 100100060
アイランドリーグ選抜 5 = 000003020
[横] 小林寛−小杉−佐藤−阿斗里
[ア] 大川(徳)−岩根(徳)−富永(徳)−冨田(香)