大王製紙株式会社のエリエール公式サイト内にて、二宮清純が月1回、アスリートゲストをお招きする対談コーナー「やさしさに包まれて」が好評配信中です。このコーナーでは、各競技からアスリート、元アスリートをお招きし、それぞれのスポーツの魅力を伺いながら、戦いの日々の中でホッと“やさしく”なれる瞬間についてインタビューしていきます。今回のゲストは元バレーボール全日本女子の高橋みゆきさんです。現在、対談最終回「スパイクのコツ、教えます」を配信中です。

 当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
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二宮: 以前、高橋さんから聞いた話でビックリしたのが、「ブロックアウトをとるために、ブロッカーの小指を狙って打っていた」と。一瞬のタイミングでそこまで狙えるのかと感心しました。
高橋: それしか生きる道がなかったんですよ(笑)。まぁ、狙うといってもだいたいの感覚ですけどね。もちろん相手だって手の出し方や飛ぶタイミングを変えてくる。そこで、どのように打つか。この駆け引きが私はおもしろかったですね。

二宮: スパイクを成功させるためのコツは?
高橋: タイミングをずらすことですね。相手とタイミングが合うと、どんなにいいスパイクでも止められてしまいます。だから、トスが来たところを早く打ったり、逆にちょっと待って打つ。そうするとブロッカーもちょっと力が抜けたり、ほころびが出るんです。とはいっても、セッターからのトスから一瞬なので、あまり考えている余裕はないんですよ。

二宮: 考え過ぎると、今度は自分のタイミングで打てなくなる危険性もある。
高橋: もちろんです。自分のポイントで打てないと成功しません。ここは本当に言葉で説明するのは難しいところですね。練習をずっと積み重ねる中で、相手のタイミングをずらして、自分のポイントで打つ感覚を体にしみこませるしかない。説明はできなくても、相手の動きはきちんと見えていて、こうなったらこうなるというイメージは自分の頭の中にあるんです。
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 各ゲストとの対談は全4回に渡って更新します。次回からはプロゴルファーの馬場ゆかり選手が登場。メジャー初優勝を飾った10月の日本女子オープンや11月18日から開幕するエリエールオープンについて語ります。初回更新は7日(月)の予定です。どうぞお楽しみに!