11日、第88回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が大阪市で行なわれ、32校の対戦相手が決まった。史上3校目の春連覇を目指す敦賀気比(福井)は、6日目の第1試合に青森山田(青森)と対戦する。昨秋の神宮大会を制した高松商(香川)は、5日目の第2試合に初出場のいなべ総合(三重)と戦う。
そのほかで注目のカードは、2日目の第2試合に行われる龍谷大平安(京都)対明徳義塾(高知)だ。14年選抜を制した龍谷大平安と、これまで15度の出場で初戦敗退が2度しかない明徳。優勝経験のある伝統校対決だけに、初戦から白熱したゲームが予想される。
開幕戦は20日、福井工大福井(福井)対智弁学園(奈良)でスタートする。開会式での選手宣誓は、21世紀枠で選ばれた小豆島(香川)の樋本尚也主将が務める。「紫紺の優勝旗」を懸けた高校球児たちの熱い闘いが、いよいよ幕を開ける。
組み合わせは次の通り。
<第1日>
福井工大福井(福井)− 智弁学園(奈良)
常総学院(茨城)− 鹿児島実(鹿児島)
桐生第一(群馬)− 滋賀学園(滋賀)
<第2日>
釜石(岩手)− 小豆島(香川)
明徳義塾(高知)− 龍谷大平安(京都)
八戸学院光星(青森)− 開星(島根)
<第3日>
明石商(兵庫)− 日南学園(宮崎)
東邦(愛知)− 関東一(東京)
札幌第一(北海道)− 木更津総合(千葉)
<第4日>
土佐(高知)− 大阪桐蔭(大阪)
市和歌山(和歌山)− 南陽工(山口)
秀岳館(熊本)− 花咲徳栄(埼玉)
<第5日>
東海大甲府(山梨)− 創志学園(岡山)
高松商(香川)− いなべ総合(三重)
海星(長崎)− 長田(兵庫)
<第6日>
敦賀気比(福井)− 青森山田(青森)