ポスティングによるメジャーリーグ移籍を目指している東京ヤクルト・青木宣親との独占交渉権をミルウォーキーブルワーズが獲得した。メジャーリーグ機構が17日、発表した。落札額は250万ドル(約1億9500万円)。今後は30日間の交渉期間が設けられ、合意すれば移籍が決まる。ブルワーズは今季、29年ぶりにナ・リーグ西地区を制覇。斎藤隆(現ダイヤモンドバックス)が所属していた。過去には野茂英雄らもプレーしているが野手は初めて。ブルワーズは今季のリーグMVPに輝いたライアン・ブラウンがドーピング疑惑で出場停止処分を受ける可能性があり、青木はその場合の代役として期待されている。