大王製紙株式会社のエリエール公式サイト内にて、二宮清純が月1回、アスリートゲストをお招きする対談コーナー「やさしさに包まれて」が好評配信中です。このコーナーでは各競技からアスリート、元アスリートをお招きし、それぞれのスポーツの魅力を伺いながら、戦いの日々の中でホッと“やさしく”なれる瞬間についてインタビューしていきます。今月のゲストはプロバスケットボール選手の五十嵐圭さんです。現在、対談第4回(最終回)「最高峰の舞台でプレーしたい」を配信中です。

 当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
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二宮: 同世代にはNBAでもプレーした田臥勇太選手(リンク栃木ブレックス)がいます。彼の存在は大きな刺激になるのでは?
五十嵐: 年齢も一緒でポジションも一緒ですから、彼の頑張りは僕にとっても力になりますね。お互いメディアにも出てバスケットボールを広めようと活動しているので、これからももっと2人で盛り上げていきたいです。

二宮: 日本の男子バスケットボール界で五十嵐さんと田臥選手の知名度、人気は高いものがあります。コートの内外で日本をリードする存在であってほしいと望んでいるファンも多いでしょう。
五十嵐: そのためにも、やはり代表復帰がひとつの目標です。代表に戻るには今の所属チームでいい成績を残すことが求められます。現役選手として常にレベルアップしていくことは当然です。  加えて、もっと多くの方にバスケットボールを知ってもらう活動をしたいと考えています。残念ながら、今は日本にいくつリーグがあって、どういうチームがあって、どんな選手がいて、どこで試合をしているのか、といった基本的な情報を伝えきれていないのが現状です。だからメディアに出ることはもちろん、全国各地を回って教室やイベントを開催することで少しでも興味を持っていただく方を増やすことも大切だと感じています。僕だけではなく、多くの選手と協力して、時間と体が許す限り、もっと活動の幅を広げたいですね。

二宮: 欲を言えば、2人に続く若手がもっと出てくるとバスケットボールの世界も活性化するのではないでしょうか。
五十嵐: そうですね。僕たちの活動を見て、後輩たちが後に続いてくれるとうれしいですし、それがバスケットボールを広めることにもつながると思います。日常の中でもっとバスケットボールを身近にする。これが僕の究極の目標です。 いろんな活動をすることに対して、「プレーに集中しろ」という意見もあるかもしれません。でも、選手として露出を増やせばコートの中でもしっかりプレーすることが求められる。僕自身は注目されることがいいモチベーションになっています。
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 各ゲストとの対談は全4回に渡って更新します。次回はバドミントン元日本代表の小椋久美子さんが登場予定です。どうぞお楽しみに!