柔道のリオデジャネイロ五輪日本代表を決める最終選考会、全日本選抜体重別選手権が３日、福岡国際センターで男女合わせて７階級が実施された。女子57キロ級の松本薫（ベネシード）、男子66キロ級の海老沼匡（パーク24）とロンドン五輪メダリストが準決勝で敗れる波乱。その他にも男子60キロ級の高藤直寿（パーク24）ら有力候補が敗退する中、女子48キロ級は近藤亜美（三井住友海上）、同52キロ級は中村美里（三井住友海上）、男子73キロ級は大野将平（旭化成）が制した。大会後の強化委員会で代表12名が決定。高藤、海老沼、大野、近藤、中村、松本らが選ばれた。最重量級は女子78キロ超級が17日の全日本女子選手権、男子100キロ超級が29日の全日本選手権後に決定する。
各階級の代表は以下のとおり。
【男子】
60キロ級 高藤直寿（パーク24） 初出場
66キロ級 海老沼匡（パーク24） ２大会連続２度目
73キロ級 大野将平（旭化成） 初出場
81キロ級 永瀬貴規（旭化成） 初出場
90キロ級 ベイカー茉秋（東海大） 初出場
100キロ級 羽賀龍之介（旭化成） 初出場
【女子】
48キロ級 近藤亜美（三井住友海上） 初出場
52キロ級 中村美里（三井住友海上） ３大会連続３度目
57キロ級 松本薫（ベネシード） ２大会連続２度目
63キロ級 田代未来（コマツ） 初出場
70キロ級 田知本遥（ALSOK） ２大会連続２度目
78キロ級 梅木真美（環太平洋大） 初出場