大王製紙株式会社のエリエール公式サイト内にて、二宮清純が月1回、アスリートゲストをお招きする対談コーナー「やさしさに包まれて」が好評配信中です。このコーナーでは、各競技からアスリート、元アスリートをお招きし、それぞれのスポーツの魅力を伺いながら、戦いの日々の中でホッと“やさしく”なれる瞬間についてインタビューしていきます。今月のゲストは野球解説者の黒木知宏さんです。現在、対談最終回「育成には“体感”が大事」を配信中です。

 当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
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二宮: 黒木さんは現役時代、故障もあって長く苦しいリハビリの時期を過ごしました。気持ちを紛らわすために、何かやっていたことはありますか?
黒木: ランニングですね。ひとりで黙々とジョギングやダッシュをする。体はしんどいですが、走っているうちに、ひとりでいろんなことを考えられる。日々の生活のなかで意外とひとりの時間は少ないんですよね。チームで行動していると必ず誰かいるし、キャッチボールひとつとっても誰かとペアをつくらないといけない。だから、僕にとってはひとりで走ることが、いいリラックス法になっていました。

二宮: 走りながら自分の気持ちや考えを整理していたと?
黒木: はい。調子がいいと、前向きなことばかり考えています。逆に、リハビリをしている時はマイナスのことばかりしか浮かばない。ランニング中は自分の心の状態が一番、分かる瞬間ではないでしょうか。

二宮: 趣味の釣りはリラックスできますか?
黒木: それが……釣りはついつい真剣にやってしまう。マウンドでバッターと勝負しているのと同じように、海でも魚と勝負しているんです。釣れないと“どうやったら釣れるかな?”って仕掛けや潮の流れを考えるので、かえってストレスがたまります(苦笑)。
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 各ゲストとの対談は全4回に渡って更新します。更新は原則として毎週月曜日です。4月からは元女子プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが登場。対談第1回は4月2日に更新します。どうぞお楽しみに!