大王製紙株式会社のエリエール公式サイト内にて、二宮清純が月1回、アスリートゲストをお招きする対談コーナー「やさしさに包まれて」が好評配信中です。このコーナーでは、各競技からアスリート、元アスリートをお招きし、それぞれのスポーツの魅力を伺いながら、戦いの日々の中でホッと“やさしく”なれる瞬間についてインタビューしていきます。前回の元プロテニスプレーヤー・杉山愛さんに続くゲストは女子ウエイトリフティング・ロンドン五輪代表の三宅宏実さんです。現在、対談第1回「3度目の正直でメダルを!」を配信中です。

 当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
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二宮: 五輪本番に向けた課題として、スナッチ(地面に置いたバーベルを頭上に一気に引き上げる種目)のレベルアップをあげていました。
三宅: その点は、よりよいかたちを求めてフォームを修正中です。この競技は数秒で決まってしまうので、少しでも感覚がズレるとすべて狂ってしまう。地面からうまく力が伝わって、バーベルをグッと上げられる感じをつかみたいと考えています。

二宮: その修正ポイントとは?
三宅: たとえば、持ち上げる時に目線がフラフラして頭の位置がずれるのもひとつです。ビデオを見ながら、微調整をしています。きっかけさえつかめれば、明日にでもできるようになると思いますから、まだ五輪までは時間がありますから、そのなかで課題をクリアしていきたいですね。

二宮: 五輪までのピーキングに関しては過去2大会の経験が生きるのでは?
三宅: そう思いますね。結果を出すには過程が必要ですから、落ち着いて一歩一歩進めばいい。以前はひとつダメなところがあると、先が見えなくなって気持ちも空回りしていたのですが、今は昨年207キロという自己ベストを出した自信があります。調子の悪い時期があっても、いつもどおり練習をしていればロンドンはいい状態で迎えられると信じています。

二宮: 目標はもちろんメダル獲得だと?
三宅: もう3回も出ているので、結果を出したいですね。父(義行)は世界選手権に何度も出て、優勝もしているのですが、オリンピックには1度だけの出場。それでもメダルを獲りました。何とか私も3度目の正直でメダルを持って帰りたいなと思っています。
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 各ゲストとの対談は全4回に渡って更新します。更新は原則として毎週月曜日です。三宅さんとの対談第2回は14日に更新します。どうぞお楽しみに!