四国アイランドリーグPlusの前期シーズンは20日、優勝へのマジックを2としていた首位の香川オリーブガイナーズが2位の愛媛マンダリンパイレーツを直接対決で破り、昨季の後期に続く優勝を収めた。前期を制するのは2年ぶり4回目。今季の香川はエース高尾健太の離脱にもかかわらず、広島から派遣された育成選手の山野恭介が先発でリーグトップの7勝をあげる活躍。打撃では4番の島袋翔伍、元阪神の桜井広大らクリーンアップがいずれも打率3割を超え、他チームを圧倒した。香川は9月下旬のリーグチャンピオンシップで2年ぶりの年間王者を目指し、後期優勝チームと対戦する。
 大西、走者一掃の逆転3点打(香川7勝2敗2分、宇和島、423人)
香川オリーブガイナーズ  5 = 000050000
愛媛マンダリンパイレーツ  4 = 300001000
勝利投手 山野(7勝3敗)
敗戦投手 デイビット(5勝2敗1S)
セーブ  マエストリ(2勝0敗11S)
本塁打  (愛)橋本2号ソロ

 代打・神谷、4点差追いつく同点打(ソフトバンク1勝2分、雁の巣、100人)
徳島インディゴソックス   8 = 000031004
福岡ソフトバンク(3軍)   8 = 101003210 (9回引き分け)
本塁打 (徳)中村1号3ラン、アレックス1号ソロ
      (ソ)笹沼2ラン

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
1.香川   23  7  5  .767  優勝  5
2.愛媛   17  13  4  .567  6.0  6
3.徳島   12  21  2  .364  6.5  5
4.高知   6  22  5  .214  3.5  7

【BCリーグ】

◇前期
 15安打の猛攻で快勝(新潟5勝1敗、藤岡球場、342人)
新潟アルビレックスBC   10 = 140002201
富山サンダーバーズ     1 = 010000000
勝利投手 阿部(6勝3敗)
敗戦投手 栗山(2勝6敗)

 連敗ストップでM2(石川4勝2敗、県営上田野球場、515人)
石川ミリオンスターズ   8 = 105010010
信濃グランセローズ    6 = 011040000
勝利投手 松山(2勝1敗)
敗戦投手 カルロス(2勝4敗)
セーブ   鈴木(1勝2敗8S)

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
◇上信越地区
1.新潟   27  16  9  2  .640  M5
2.信濃   29  13  14  2  .481  4.0
3.群馬   28  9  19  0  .321  4.5

◇北陸地区
1.石川   29  19  8  2  .704  M2
2.福井   28  12  13  3  .480  6.0
3.富山   28  12  15  1  .444  1.0