BCリーグの新潟アルビレックスBCの高津臣吾投手兼任監督が31日、今季限りで現役を引退すると発表した。91年に亜細亜大からヤクルトに入団した高津は、チームの守護神として4度のリーグ優勝、日本一に貢献。歴代2位の通算286セーブをマークした。04年からはメジャーリーグに渡って2年間で通算27セーブをあげる。再びヤクルトを経て、08年には韓国、10年には台湾でプレー。日米韓台のトッププロリーグでいずれもセーブを記録した投手となった。昨季からはヤクルト時代の先輩でもある橋上秀樹監督(現巨人戦略コーチ)の率いる新潟へ。橋上監督の退任に伴い、今季は投手兼任監督に就任していた。ただ、今季はここまで登板がなく、監督業に専念。指揮を執る新潟は上信越地区を前期制覇すると、後期も独走態勢を築き、優勝へのマジックを7としている。
◇後期
 寺田、完封逃すもトップ12勝目(新潟2勝3敗、諏訪湖スタジアム、489人)
新潟アルビレックスBC   2 = 000010100
信濃グランセローズ     1 = 000000001
勝利投手 寺田(12勝4敗)
敗戦投手 高田(6勝8敗)
本塁打  (信)原3号ソロ

 降雨ノーゲーム
福井ミラクルエレファンツ−群馬ダイヤモンドペガサス
石川ミリオンスターズ−富山サンダーバーズ

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
◇上信越地区
1.新潟   23  20  3  0  .870  M7
2.信濃   24  14  10  0  .583  6.5
3.群馬   22  8  13  1  .381  4.5

◇北陸地区
1.福井   22  8  13  1  .381
2.石川   22  8  14  0  .364  0.5
3.富山   22  7  14  1  .333  0.5

【アイランドリーグ】

 高知、雨にも泣き、8月未勝利の9連敗(香川4勝1敗2分、レクザム、594人)
高知ファイティングドッグス 0 = 0000000 
香川オリーブガイナーズ  2 = 0000020× (7回裏途中降雨コールド)
勝利投手 山野(15勝4敗)
敗戦投手 井川(1勝4敗4S)

<順位表> 勝  負  分  勝率   差
1.愛媛   15  9  3  .625
2.香川   15 10  5  .600  0.5
3.徳島   14 11  4  .560  1.0
4.高知   3  15  6  .167  7.5