昨年1月に開設したスポーツポータルサイト「Sportsプレミア」では新たなスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。このたびゼンショー協力のオリジナル対談コーナー『虎四ミーティング』が更新されました。日米のプロ野球で活躍し、今季よりBCリーグの石川でプレーする木田優夫投手に続くゲストは、04年の四大陸選手権優勝の太田由希奈さん。二宮清純とすき家のリニューアル商品『新とりそぼろ丼』を食べながら、女子フィギュアスケーターとのエピソードや現役時代のお話などを語ってもらっています。
(撮影:金澤智康)
 当サイトでは特別に対談の一部を紹介します。

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二宮: 今回の商品は、人気の「とりそぼろ丼」を女性向けのサイズにリニューアルした「新とりそぼろ丼」。お味の方はいかかですか?
太田: 美味しいです。鶏肉は、ヘルシーですから、女性にとっては嬉しいですよね。さっぱりしていて食べやすいですし、量もちょうどいいです。

二宮: 女性に人気が出そうですね。鶏肉はお好きですか?
太田: はい。私は京都出身なのですが、京都人って、鶏肉をよく食べるんですよ。私も昔から鶏肉はよく食べていましたね。

二宮: 牛丼はどんな時に食べますか?
太田: 大学時代はよくテイクアウトした牛丼をスケート場でお弁当代わりに食べていましたね。

二宮: 3月にカナダで行なわれたフィギュアスケートの世界選手権では、男子シングルではパトリック・チャン選手(カナダ)、女子ではキム・ヨナ選手(韓国)が優勝しました。日本勢は優勝こそなりませんでしたが、男女ともにソチ五輪の出場枠を最大の3つずつ獲ることができました。そんななか、キム・ヨナ選手が4年ぶり2度目の優勝を果たしました。太田さんは、どうご覧になりましたか?
太田: まず、改めて“上手だなぁ”と思いましたね。私が現役の頃、ケガをして、アメリカでリハビリを兼ねてトレーニングをしていたことがあったんです。その時にキム・ヨナ選手も同じリンクで練習をしていたんですよ。彼女は高校3年生くらいだったと思うんですけど、その時からスピード感が他の選手とは違いましたね。

二宮: スピード感というのは、ジャンプの助走とか?
太田: そうですね。思いきりスピードを出して跳ぶので、転ぶ時もダイナミックなんです。普通は跳ぶ前の助走であまりスピードを出し過ぎると、体をコントロールできなくなるので、ジャンプの前にスピードを落とす選手が多いんです。ところが、彼女の場合はむしろスピードに乗って、エッジを使って跳ぶので、ダイナミックなジャンプになるんです。

二宮: いわばトップスピードに近い状態でジャンプができると?
太田: おそらく相当、体幹が強いんだと思うんです。手足も長いので、体のバランスもいいんじゃないかなと。彼女は背が高くて細い体型をしていますが、だからこそ、ムダな動きがまったくない合理的な動きができていると思うんです。ジャンプする時の彼女は背中を真っすぐにして、その体の軸に手がシュッと寄ってくる感じ。軸がブレずに回転していくのがすごく上手いんです。他の選手の場合、結構力で持って行こうとするんです。そうすると、体の軸がねじれてしまったり、上体だけが先に回っちゃったりとかするんですけど。彼女の場合は、無理なく素直にエッジに乗って跳ぶので、スムーズに回転できるんです。

二宮: 同じリンクで滑ってみて、キム・ヨナ選手はどう映っていましたか?
太田: 負けず嫌いという印象があります。失敗しても、すぐに立ち上がって、チャレンジするんです。失敗した後、何度も繰り返しジャンプを跳んでいたことを覚えていますね。

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 この『虎四ミーティング』のコーナーは月2回更新です。太田由希奈さんとの対談後編は26日(金)にアップします。どうぞお楽しみに。